普通二輪免許で運転できる排気量は400cc以下(AT限定はAT車のみ)であり、高速道路の走行も可能です。検討候補の車種は「現行販売」「生産終了」「排気量表記」の3つの軸で整理して絞り込みます。購入時は車両本体価格だけでなく、税金や諸費用を含めた支払総額を見積書で確認することが重要です。
普通二輪免許で乗れる範囲と免許区分
400cc以下が普通二輪の範囲
ホンダ公式の免許案内によると、普通二輪免許で乗れるのは排気量400cc以下のバイクです。この区分に該当する車両であれば、高速道路を走行できます。普通二輪免許の取得可能年齢は16歳以上と定められています。教習所や試験場の手続きは地域によって異なる場合があるため、管轄の公安委員会の案内に従ってください。
AT限定免許はAT車のみ
AT限定普通二輪免許を取得している場合、運転できるバイクはAT二輪車のみに限定されます。クラッチレバーの操作を伴うマニュアル(MT)車は運転対象外となります。購入を検討する際は、ご自身の運転免許証の条件欄を事前に確認してください。
400ccを超える車種は別の免許区分
総排気量が400ccを1ccでも超える車両は、普通二輪免許の区分から外れます。例えばレブル500は471ccと紹介されており、400ccを超えるため普通二輪免許の範囲外で大型二輪免許が必要です。外観が中型車に近くても排気量区分が異なる場合があるため、ご自身の免許証の条件欄や公安委員会の案内を確認し、車両諸元の排気量表記を必ず確かめてください。
ホンダ400ccクラスの車種を見分ける3つの軸
現行・生産終了・排気量表記の3軸で整理
バイク選びを進める際は、検討しているモデルが「現行販売車か」「生産終了車か」「排気量が400cc以下に収まっているか」という3つの軸で整理すると判断が円滑になります。カタログや諸元表の数値をそのまま確認し、曖昧な情報で判断しない姿勢が大切です。以下は発表資料や専門誌の一覧で排気量や掲載を確認できた車種であり、全車種の一覧ではありません。最新の全ラインナップはホンダ公式で確認してください。
CBR400R
CBR400Rは、水冷・4ストローク・DOHC・直列2気筒・399cm3エンジンを搭載するロードスポーツモデルで、2024年2月16日付の発表資料では2024年3月21日発売と案内されています。バイク専門誌の車種一覧(2026年9月15日付)にも国内で買える車種として掲載されていますが、最新の販売状況についてはホンダ公式の現行ラインナップで確認してください。
NX400
NX400は、399cm3の水冷・直列2気筒エンジンを搭載する市販クロスオーバーモデルで、2024年2月29日付の発表資料に記載されています。現行の取り扱い状況や国内での最新販売状況については、ホンダ公式の現行ラインナップや販売店にて確認してください。
CB400 SUPER FOURとCB400SF/SB
CB400 SUPER FOURシリーズは、ホンダ海外現地法人のニュースで2022年に生産終了と案内されており、国内のバイク専門誌の一覧でも生産終了として掲載されています。国内の新車在庫の有無は販売店で確認し、見つからなければ中古が候補になります。伝統的なネイキッドスタイルを好む場合は、中古車の状態を見極めて選ぶ形になります。
400ccではない車種に注意
車名やスタイルが似ていても、排気量区分が異なる車両が存在します。前述のレブル500のように400ccを超える車種があるほか、GB350シリーズのようにバイク専門誌の一覧では小型二輪(400-251cc)区分に掲載されている車種もあります。車名の数字だけで判断せず、公式諸元で排気量表記を必ず確認してください。
用途別の選び方:ソロ・ツーリング、通勤、リターン
ソロツーリングで見る項目
高速道路を利用したソロツーリングでは、法定速度での巡航安定性と積載性が重要な判断軸になります。防風効果の高いスクリーンやカウルの有無、シートバッグやサイドバッグが装着しやすいリア周りの構造かをチェックしてください。ライディングポジションが前傾しすぎないかどうかも確認が必要です。
リターンライダーが跨がって確かめる点
数年以上のブランクがあるリターンライダーは、カタログスペックだけで判断せず、展示車に跨がって実車を確認してください。両足のかかとが地面に届くかどうかの足つき性や、停車時に車体を支える際のバランス感覚を確かめます。押し引きでの取り回しやすさも安全運転に直結する要素です。
通勤・街乗りでの判断軸
毎日の通勤や街乗りで使う場合は、低回転域でのエンジンの扱いやすさや、小回りの利くハンドル切れ角が実用面を左右します。また、自宅や職場の駐輪スペースの寸法、スタンド掛けのしやすさなど、日常の取り回しに負荷がかからない車格を選ぶ視点が重要です。
確認項目のチェックリスト
・高速走行時の風圧を軽減するカウルやスクリーンの有無
・足つき性と停車時の車体の支えやすさ
・荷物を積載するためのフックやキャリアの装着性
・街中でのUターンや取り回しを支えるハンドル切れ角
・日常の駐輪環境に適した車体寸法
新車・中古と年式の選び方
新車は公式サイトと販売店で現行状況を確認
新車を検討する場合、まずはホンダの公式ラインナップで現行モデルの販売状況を確認してください。在庫状況により店舗への納車時期が変動することがあるため、正確な納期や乗り出し価格は販売店の見積書で確認してください。
生産終了車は中古が中心になる
CB400SFをはじめとする生産終了車を選ぶ際は、新車の在庫がなければ中古車市場での個体探しが候補になります。中古車は前オーナーの使用環境や保管状況によってコンディションが大きく異なります。走行距離だけでなく、定期点検記録簿の有無や消耗部品の交換状況を細かく確認してください。
年式・型式の違いは車検証と書面で確認する
同じ車種名であっても、年式や型式によってエンジンの制御システムや装備が改修されている場合があります。車検証の型式や年式(初度登録年月)を控え、販売店の説明書面で仕様内容を照合してください。
注意
中古車を購入する際は、車検証の有効期間(車検残)と点検記録簿の記載を必ず照合してください。整備保証の適用範囲や期間が契約書に明記されているかを確認することが、予期せぬ整備費用の発生を抑えるポイントです。
購入総額で確認する費用項目
総額は車両価格だけでは決まらない
バイクを購入する際、車体本体の表示価格だけで乗り出すことはできません。登録に伴う法定費用や店舗の手数料が加算された「支払総額」の確認が必須です。さらに、安全に走行するためのヘルメットやライディングギアの購入費用も初期予算に組み込む必要があります。
税金・保険・車検費用は見積書と窓口で確認する
400ccクラス(小型二輪)では、税金、自賠責保険料、登録にかかる費用、車検・整備費用が発生します。これらの税額や保険料は改定される場合があるため、正確な金額は販売店の見積書や公的機関の窓口で確認してください。なお、任意保険は加入する場合に別途費用がかかるため、契約予定の損害保険会社や代理店で見積もりを取って確認してください。
| 項目 | 主な内容 | 確認先 |
|---|---|---|
| 車両本体価格 | バイク本体の価格(税込かどうかは見積書で確認) | 販売店プライスカード |
| 法定費用 | 税金・自賠責保険・登録関連の費用 | 運輸支局・公的機関窓口 |
| 店舗手数料 | 登録代行費用・納車前点検整備費用 | 販売店の見積書 |
| 任意保険料 | 対人・対物賠償、人身傷害などの補償費用 | 各損害保険会社・代理店 |
編集部の一言
見積書を受け取ったら、「納車整備費用」や「登録代行手数料」の内訳を販売店に確認してください。どこまでが法定費用で、どこからが店舗固有の手数料かを把握することが大切です。
免許取得費用の確認先
これから普通二輪免許を取得する場合、教習所への支払いや運転免許試験場での交付手数料が必要です。取得費用は所持している運転免許の有無や教習所ごとに設定が異なります。各都道府県の公安委員会指定教習所へ直接問い合わせて総額を把握してください。
見積比較のコツ
複数の店舗で見積もりを取る場合は、条件を統一して比較してください。新車か中古車かという車両条件だけでなく、納車時整備に含まれる消耗品交換の範囲や、付帯する店舗保証の期間を揃えて並べることで、支払総額の実質的な妥当性を判断できます。
よくある質問
普通二輪免許でホンダの400ccに乗れますか?
排気量400cc以下の車両であれば普通二輪免許で運転できます。高速道路の走行も可能です。ただし、免許証に「AT限定」の条件が付されている場合は、クラッチ操作を伴うMT車を運転できませんので免許条件を確認してください。
AT限定の普通二輪でもホンダの400ccに乗れますか?
AT二輪車に該当する車種のみ運転可能です。ホンダの400ccクラスでも、MT車は運転できません。購入前に運転免許証の記載内容と検討車両のトランスミッション仕様を照合してください。
CB400 SUPER FOURは今も新車で買えますか?
ホンダ海外法人のニュースでは2022年に生産終了と案内されており、国内の専門誌でも生産終了と掲載されています。国内の新車在庫の有無は販売店で確認し、見つからない場合は中古車が候補となります。
レブル500は普通二輪免許で乗れますか?
レブル500は排気量471ccのため、普通二輪免許では運転できません。運転には大型二輪免許が必要です。400cc以下の枠組みで検討する場合は、排気量表記を必ず確認してください。
🏍️ 関連ギアをチェック
本記事で紹介したアイテムは以下から最新価格を確認できます。
・Amazonでバイク用品を探す ・楽天市場で探す ・Webike
※価格・在庫は変動します。最新情報は各販売サイトでご確認ください。
まとめ|ホンダ400ccバイクを納得して選ぶために
この記事のまとめ
・普通二輪免許で運転できる排気量は400cc以下(AT限定はAT車のみ)
・車種は「現行・生産終了・排気量表記」の3軸で正しく見分ける
・購入時は車体価格だけでなく法定費用や手数料を含めた支払総額で見積書を確認する
ご自身の運転免許の条件を満たしているか確認した上で、ホンダ公式ラインナップで現行状況を確かめ、販売店の見積書で総額を確認しながら目的に合った1台を選んでください。
