GB350のタイヤ選び【2026年】|純正サイズの確認・交換時期・銘柄の選び方

GB350のタイヤ選び【2026年】|純正サイズの確認・交換時期・銘柄の選び方

GB350シリーズのタイヤ選びにおいて、まず押さえるべき基本は純正サイズです。前輪は全車共通で100/90-19M/C 57H、後輪はGB350が130/70-18M/C 63H、GB350 Sが150/70R17M/C 69Hと仕様が明確に分かれています。この記事では、愛車に適したタイヤサイズの確認から、法定基準に基づく交換時期の判断、サイズと用途に基づく銘柄の選び方や整備店への相談方法までを整理してお伝えします。

目次

GB350の純正タイヤサイズを確認

前後サイズ早見表

GB350とGB350 Sでは、前輪サイズは共通ですが後輪の径および幅が異なります。注文や銘柄選定の誤りを避けるため、以下の諸元表で愛車の純正サイズを確認してください。

モデル 前輪タイヤサイズ 後輪タイヤサイズ
GB350 100/90-19M/C 57H 130/70-18M/C 63H
GB350 S 100/90-19M/C 57H 150/70R17M/C 69H

こちらの数値はHonda公式の製品説明書主要諸元およびニュースリリースに基づいています。

GB350とGB350 Sは後輪が違う

ベースモデルのGB350は、フロント19インチに対してリア18インチのホイールを採用しています。一方でGB350 Sは、リアホイールを17インチ化し、よりワイドなラジアルタイヤを採用している点が大きな違いです。後輪のホイール径とタイヤサイズが異なるため、後輪タイヤは共用できません。

2021年式と2023年仕様変更モデルでサイズは変わらない

型式2BL-NC59(2021年モデル)と、2023年5月発表の仕様変更モデル(8BL-NC59)において、タイヤサイズの諸元に変更はありません。同じ規格のタイヤサイズを基準に選ぶことができます。これより後の年式は、車検証・取扱説明書・タイヤ側面表記で確認してください。

自分の車両の確認方法

タイヤを注文する前には、念のため現車の確認を行ってください。確認先としては、車検証に記載されている型式、車両付属の取扱説明書、そして現在装着されているタイヤの側面表記の3箇所が確実です。中古で購入された車両などの場合、前オーナーによってサイズが変更されている可能性もあるため、側面の刻印を直接目視することをおすすめします。

空気圧の目安と日常点検

Honda公式の指定空気圧

適切な空気圧を維持することは、直進安定性を保つ基本となります。Honda公式FAQで案内されている指定タイヤ空気圧は以下のとおりです。なお、こちらは型式8BL-NC59(フレームNo:NC59-1100001〜)の値です。2BL-NC59にお乗りの方は取扱説明書や車体の空気圧ラベルで確認してください。

・GB350(1人乗車時):前輪200kPa(2.00kgf/c㎡)/後輪200kPa(2.00kgf/c㎡)

・GB350(2人乗車時):前輪200kPa(2.00kgf/c㎡)/後輪225kPa(2.25kgf/c㎡)

・GB350 S(1人・2人乗車時共):前輪250kPa(2.50kgf/c㎡)/後輪250kPa(2.50kgf/c㎡)

モデルごとに指定値が異なるため、必ずご自身のモデルの値に合わせて管理してください。

補足・参考

空気圧の測定は、走行前のタイヤが冷えている状態(冷間時)で行う必要があります。年式ごとの正確な数値は、車体の空気圧ラベルや取扱説明書でも必ずご確認ください。

ツーリング前の点検は2点

一般社団法人日本自動車工業会(JAMA)の情報によると、ツーリング前に行うべき基本的なタイヤ点検項目は、外観確認と空気圧チェックの2点とされています。外観確認では、トレッド面や側面に釘などの異物が刺さっていないか、亀裂や外傷がないかを目視でチェックします。長距離を走る前には、エアゲージを用いた冷間時の空気圧確認を習慣化しておくと安心です。

タイヤの交換時期を見極める

法定の使用限度は残り溝0.8mm

二輪車のタイヤには、法律で定められた明確な使用限度が存在します。道路運送車両の保安基準第9条に基づき、二輪自動車の使用限度は残り溝0.8mmと規定されています。溝の深さが0.8mm以下になると、タイヤのトレッド面にスリップサインが露出し、その状態での公道走行は保安基準違反となります。

編集部の一言

残り溝0.8mmは「ここまで安全に走れる基準」ではなく、あくまで法律上の限界値です。濡れた路面での排水性などは溝が浅くなるにつれて低下しますので、スリップサインが出る前段階での交換計画をおすすめします。

四輪車の基準(1.6mm)とは違う

日常的にクルマを運転するライダーが見落としがちなポイントが、四輪車との基準の違いです。乗用車の使用限度は1.6mmですが、二輪車は0.8mmと定められています。数値の基準が異なる点を正しく把握し、スリップサインの位置を確認し、必要なら溝の深さを測るゲージで摩耗具合を判定してください。

溝以外の確認ポイント

残り溝の深さだけでなく、ゴム自体のコンディションも重要な交換判断材料となります。前述の異物・外傷の確認に加えて、次の点も見てください。

・サイドウォールや溝の底に細かいひび割れが発生していないか

・局部的な段減りや偏摩耗が起きていないか

迷ったら早めに店で診てもらう

製造からの経過年数によるゴムの硬化や、細かいひび割れの許容範囲については、ライダー自身の目視だけでは判断に迷う場面も少なくありません。少しでもハンドリングに違和感を覚えたり、劣化が気になったりした場合は、定期点検などの機会を利用してバイクショップの整備士に状態を診てもらうのが確実です。

GB350のタイヤ銘柄の選び方

まずサイズと荷重・速度記号を合わせる

新しいタイヤを選ぶ際、最も基本となる条件は純正サイズの規格を満たすことです。タイヤサイズ表記に含まれる「57H」「63H」「69H」といった記号は、耐荷重性能と最高速度性能を示す荷重指数・速度記号です。車体の重量や走行性能に見合った強度が担保されている必要があるため、基本的には純正と同等以上の表記を持つタイヤを選定してください。

用途で優先順位を決める

サイズ規格を満たすタイヤの中から候補を絞り込む際は、ご自身の主な走行スタイルに合わせて重視する要素を整理します。

・日帰りの街乗りや通勤がメイン:耐摩耗性と経済性を重視

・週末のロングツーリング派:直進安定性と長距離走行時の快適性を重視

・天候を問わず走る機会が多い:雨天時の排水性とウェットグリップ性能を重視

GB350 Sはラジアル前提で選ぶ

GB350 Sのリヤタイヤには「150/70R17」というサイズが指定されています。サイズ表記の中央にある「R」の文字はラジアル構造であることを示しています。GB350 Sのリヤタイヤは、指定どおりラジアルタイヤから選びます。

純正サイズから外れる選択は自己判断しない

タイヤの幅を太くしたい、あるいは扁平率を変えたいといった理由で、純正と異なるサイズを安易に選択することは避けてください。適合や車体との干渉の確認が必要になるためです。サイズ変更を検討したい場合は、必ず専門知識を持つバイクショップや認証工場に相談の上で判断してください。

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交換を店に頼むときの確認点

店に伝える情報

バイク用品店やディーラーにタイヤ交換を依頼するときは、事前に車両の正確な情報を伝えることで手続きがスムーズに進みます。

・車両モデル(GB350かGB350 Sか)

・年式または型式(車検証記載の2BL-NC59、8BL-NC59など)

・交換したい箇所(前輪のみ、後輪のみ、前後同時)

・チューブタイプかチューブレスか(現在のタイヤ側面表記で確認し、分からなければ店に確認)

・希望する用途(ツーリング中心、街乗り中心など)

見積もりで確認する項目

タイヤ交換にかかる総費用は、タイヤ本体の代金だけでは決まりません。作業を依頼する際には、以下の項目を含めた総額の見積もりを確認してください。

・タイヤ本体代金(前後分)

・交換工賃(ホイール脱着・組み換え・バランス取り)

・廃タイヤ処分費用

・エアバルブ交換費用や関連パーツ代

交換後の空気圧チェック

交換後も、次の走行前に冷間時で指定値になっているか確認します。なお、交換直後の走り方は作業した店の案内に従ってください。

よくある質問

GB350とGB350 Sのタイヤサイズは同じですか?

前輪は共通で100/90-19M/C 57Hですが、後輪は異なります。GB350は130/70-18M/C 63H、GB350 Sは150/70R17M/C 69Hを採用しています。

タイヤの交換時期はいつですか?

道路運送車両の保安基準により、二輪車の使用限度は残り溝0.8mmと定められています。0.8mm以下になるとスリップサインが露出するため交換が必要です。また、溝が残っていてもひび割れや外傷がある場合は早めの交換を検討してください。

空気圧はどれくらいに調整すればいいですか?

2023年式の指定空気圧では、GB350(1人乗車時)が前後200kPa、GB350 Sが前後250kPaです。冷間時に測定してください。年式や乗車人数による正確な数値は、車体の空気圧ラベルや取扱説明書で確認できます。

GB350のタイヤ銘柄はどう選べばいいですか?

まずは純正の指定サイズと荷重・速度記号を満たすものを選びます。その上で、ツーリングでの快適性、街乗りの経済性、雨天時のグリップ性能など、ご自身の走行スタイルに合わせて整備店に相談しながら決めるのが確実です。

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まとめ|愛車の足元を整えて安全なツーリングへ

この記事のまとめ

・前輪は共通で100/90-19、後輪はGB350が130/70-18、GB350 Sが150/70R17です

・二輪車の法定使用限度は残り溝0.8mmであり、外観確認と冷間時の空気圧管理が必須です

・銘柄選びは純正規格と走行用途を軸に検討し、迷った際は整備店へ相談して決定します

タイヤは走行の安全に直結する部品です。まずは愛車の車検証やタイヤ側面の表記を確認し、適切なコンディションが保たれているかを点検することから始めてみてください。

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この記事を書いた人

40代からのツーリング仲間探しサービス「BunBun(ブンブン)」の編集部です。ソロツーリングの楽しみ方からマスツーリングのマナーまで、大人のライダーに役立つ情報をお届けします。

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