60代からバイクを始める人のためのおすすめ車種ガイド【2026年版】

60代からバイクを始める人のためのおすすめ車種ガイド【2026年版】

60代からバイクを始める際は、所持している運転免許の区分と排気量の上限を把握し、無理なく扱える車重や足つき性の数値で候補を絞り込む判断が大切です。この記事では、運転可能な排気量の範囲、公式諸元から比較する車重やシート高、そして購入前の店頭確認ポイントについて解説します。

目次

60代のバイク選びは免許区分と排気量で絞る

バイク選びの第一歩は、自分が持っている免許、あるいは取得予定の免許で運転できる車両の範囲を正しく把握することです。区分ごとに運転可能な排気量の上限が定められています。

普通二輪免許は400ccまで

普通二輪免許を所持している場合、運転できる二輪車の上限は総排気量400ccまでと定められています。大阪府警察本部の免許区分案内においても、総排気量400ccを超える二輪車は運転できない旨が明記されています。

小型限定は125ccまで

普通二輪免許に小型限定の条件が付されている場合は、総排気量125cc以下の二輪車に運転範囲が制限されます。こちらも大阪府警察本部の案内により、総排気量125ccを超える車両は運転できないと示されています。125cc以下のモデルを検討する際は、この排気量上限内に収まっているかを確認する必要があります。

原付免許の範囲は排気量だけで決まらない

警察庁の案内によると、令和7年4月1日からは、総排気量125cc以下の二輪車であっても最高出力が4.0kW以下の車両であれば原付免許で運転できるようになりました。ただし、125ccクラスの車両すべてが原付免許で運転できるわけではなく、最高出力4.0kW以下という基準を満たす特定車両に限られます。排気量の数値だけで単純に区分できないため、個別の車両諸元を確認する必要があります。

250cc超は車検が必要

国土交通省東北運輸局の案内では、排気量250ccを超える二輪車には車検が必要と案内されています。維持計画を立てるうえで車検の有無は重要な要素となります。なお、この案内は250cc超を対象としており、250ccちょうどの扱いは書かれていません。該当する排気量の車両については販売店や管轄の運輸支局で確認してください。

60代が車種を選ぶ基準は車重・足つき・用途

免許区分の条件を整理した後は、無理なく取り回せる物理的なサイズ感と、ご自身の走行スタイルに合わせた基準で候補を絞り込みます。

車重とシート高は公式諸元の数値で比べる

取り回しのしやすさを客観的に測る指標として、メーカー公式諸元の車両重量とシート高を比較することが役立ちます。これらの数値は押し引きや足つきを比べる際の目安になります。年式やモデルチェンジによって数値が変更される場合があるため、最新の公式数値を確認することが重要です。

用途で必要な排気量は変わる

近場の移動が中心なのか、遠出もするのかによって適した排気量帯は変化します。高速道路を使う予定がある場合は、候補車種が走行できるかを販売店で確認してください。なお、長距離走行への適性や体感する快適さについては個人の体格や走行環境によって大きく異なるため、カタログスペックだけで判断せず、試乗や実車確認を通じて検討することが適切です。

免許区分から外れる車種は候補に入れない

魅力的なデザインの車種であっても、前節で確認した自身の運転免許の条件に合う車種だけを候補に残して選んでいきます。

実車確認の観点

カタログ上のシート高の数値が低くても、シート形状や車幅によって足の着きやすさは変わります。販売店で実際にまたがり、両足の接地具合やサイドスタンドの出し入れ、車体を真っ直ぐに立てた状態での取り回しを自身の体感で確かめる工程が不可欠です。

候補車種を諸元で比べる

メーカー公式資料で仕様の一部が確認できる車種をピックアップし、諸元情報を整理しました。なお、これはおすすめの順位ではなく、公式資料で数値を確認できた範囲の紹介です。2026年モデルの公式資料を確認できたのはELIMINATORのみで、他の車種は記載の年月時点の情報となります。

車種名 排気量 シート高 車両重量
Honda PCX 124cm³ 764mm 133kg
Honda PCX160 156cm³ 要確認 134kg
ヤマハ MT-25 要確認 要確認 要確認
スズキ Vストローム250 要確認 800mm 191kg※
カワサキ ELIMINATOR(2026) 398cm³ 735mm 176kg
※「要確認」は、本記事で公式の数値を確認できていない項目です。メーカー公式の諸元表で確認してください。
※Vストローム250の重量表記は公式諸元で「装備重量」と記載されています。

Honda PCX/PCX160

Honda公式の主要諸元資料によると、PCXは排気量124cm³、車両重量133kg、シート高764mmとなっており、小型限定の普通二輪免許で運転が可能です。ただし、原付免許で運転できる区分に該当するかどうかは最高出力の確認が必要です。

一方、排気量156cm³・車両重量134kgのPCX160は小型限定では運転できず、普通二輪免許が必要となります。

なお、引用した主要諸元資料は2025年1月現在のものであり、現行の販売状況や2026年時点の仕様は公式サイトで確認してください。

ヤマハ MT-25

ヤマハ公式ページにてMT-25 ABSのメーカー希望小売価格が632,500円(2025年4月24日発売)と記載されています。排気量・シート高・車両重量は本記事では確認できていないため、ヤマハ公式の諸元表で確認したうえで免許条件を照合してください。価格や販売状況の最新情報についても公式のアナウンスを参照する必要があります。

スズキ Vストローム250

スズキ公式の諸元案内(型式8BK-DS12E)によると、シート高800mm、装備重量191kgと記載されています。公式表記は装備重量であり、他車の車両重量と同じ条件の数値かは確認できていないため、単純に並べて比較することはできません。排気量を公式情報で確認したうえで免許条件を照合してください。また、現行の販売状況についてもスズキの最新公式情報での確認が必要です。

カワサキ ELIMINATOR(2026年モデル)

普通二輪免許の上限に近い排気量帯のクルーザーモデルとして、カワサキ公式の2026 ELIMINATOR製品情報があります。総排気量398cm³の並列2気筒エンジンを搭載し、シート高735mm、車両重量176kgと公表されています。398ccのため普通二輪免許で運転可能ですが、小型限定では運転できません。また、250cc超の排気量となるため定期的な車検が必要となります。

購入前に確認したいこと

気になる候補車両が見つかった段階で、契約前にチェックしておくべき実務的な項目を整理します。

免許条件と車検の要否を照合する

検討している車種の排気量を調べ、保有免許の条件に合っているか、250cc超で車検が必要な車両かを販売店で照合します。

用途を決めて候補を絞る

日常の移動が中心かツーリングも視野に入れるのか、使用目的を具体的に定めて候補車種を絞り込みます。

店頭で実車にまたがり取り回す

販売店の店頭で実車にまたがり、足の着き方やサイドスタンドの出し入れ、車体を直立させた状態での押し引きを確認します。

一人で走り始めた後の選択肢

バイクで走り始めた後、ご自身のペースに合わせてツーリング仲間を探して走る方法もあります。

注意

二輪車の主要諸元、メーカー希望小売価格、販売状況は年式や仕様変更により改定される場合があります。購入を検討する際は、必ずメーカー公式サイトや正規販売店で最新の公式情報を確認してください。

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よくある質問

普通二輪免許で乗れる排気量の上限は何ccですか?

普通二輪免許では総排気量400cc以下の二輪車を運転できます。400ccを超える二輪車は運転できません。また、小型限定の条件が付されている場合は125cc以下に制限されます。

125ccのバイクは原付免許で乗れますか?

令和7年4月1日以降、総排気量125cc以下であっても最高出力が4.0kW以下の二輪車であれば原付免許で運転できるようになりました。ただし、最高出力が基準を超える125cc車両は原付免許では運転できないため、車両の公式諸元を確認する必要があります。

排気量250ccのバイクは車検が必要ですか?

国土交通省東北運輸局の案内では、排気量250ccを超える二輪車に対して車検が必要と案内されています。250ccちょうどの車両の車検要否や区分上の扱いについては、販売店または管轄の運輸支局にてご確認ください。

カタログの諸元数値だけで車種を決めても問題ありませんか?

諸元表のシート高や車両重量はあくまで比較の目安となります。シートの幅やステップの位置、引き起こしの感覚は実車によって異なるため、販売店で実際にまたがって確認することをおすすめします。

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まとめ|60代からのバイク選び

60代から始めるバイク選びでは、法的な運転可能範囲と物理的な扱いやすさを整理して進めることが確実な判断につながります。

この記事のまとめ

・免許区分の上限確認: 普通二輪は400cc以下、小型限定は125cc以下が上限となります

・公式諸元の比較: 車両重量やシート高の数値を基準に無理のないサイズ感を絞り込みます

・実車確認の徹底: 販売店でまたがり、足つきや押し引きの感覚を確かめてから決定します

免許条件と諸元数値で候補を整理したうえで、店頭での実車確認を行い、ご自身の用途に合った1台を見つけてください。

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この記事を書いた人

40代からのツーリング仲間探しサービス「BunBun(ブンブン)」の編集部です。ソロツーリングの楽しみ方からマスツーリングのマナーまで、大人のライダーに役立つ情報をお届けします。

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