スーパーカブでツーリング【2026年】|区分別の通行条件・積載・仲間との計画

スーパーカブでツーリング【2026年】|区分別の通行条件・積載・仲間との計画

スーパーカブでのツーリングを計画する際は、まずご自身の車両区分と必要な運転免許を正しく把握することが大切です。スーパーカブには従来の50ccモデルのほか、新基準原付、原付二種が存在し、それぞれ運転可能な免許や交通ルールが異なります。

また、どのスーパーカブであっても、高速道路や自動車専用道路は通行できません。この記事では、各区分の通行条件、積載の基本方針、仲間とのツーリング計画の立て方を整理してお伝えします。

目次

スーパーカブの区分と必要な免許

スーパーカブは排気量や出力によって車両区分が分かれており、それぞれ運転に必要な免許が異なります。購入や出発の前に、乗車する車両の区分を確認しておきましょう。

スーパーカブ50は生産終了

排気量49cm³エンジン搭載のスーパーカブ50(2022年5月発表モデル)は、2025年10月をもって生産終了となりました。在庫状況や中古車の状態については、各販売店でご確認ください。

新基準原付とLiteシリーズ

2025年(令和7年)4月1日から法令改正により、総排気量125cc以下かつ最高出力4.0kW以下の二輪車が新基準原付(原付一種)として区分され、原付免許や普通自動車免許で運転できるようになりました。この新基準に適合する車両として、最高出力を3.5kWに最適化したスーパーカブ110 Lite、スーパーカブ110 プロ Lite、クロスカブ110 Liteが登場しています。なお、排気量が125cc以下であっても最高出力が4.0kWを超える車両を運転する場合は、小型限定普通二輪免許以上の二輪免許が必要となります。

原付二種のスーパーカブ110とC125

通常のスーパーカブ110やスーパーカブ C125は、原付二種(第二種原動機付自転車)に該当します。これらの車両を運転するためには、AT小型限定普通二輪免許以上の二輪免許が必要です。原付免許や普通自動車免許では運転できませんので、ご自身の免許証の保有区分を事前にご確認ください。なお、スーパーカブ C125は2026年1月にカラーバリエーションを変更して発売されるなど、現行モデルとしてラインアップされています。

区分 代表的なモデル 必要な運転免許
原付一種(従来) スーパーカブ50(生産終了) 原付免許 / 普通自動車免許
原付一種(新基準) スーパーカブ110 Lite / クロスカブ110 Lite 原付免許 / 普通自動車免許
原付二種 スーパーカブ110(通常) / スーパーカブ C125 AT小型限定普通二輪免許以上

車両区分別の通行条件

スーパーカブで走る際は、車両区分ごとに定められたルールを遵守する必要があります。なお、以下で解説する最高速度30km/h以下・二段階右折・二人乗り禁止は原付一種(新基準原付を含む)の条件です。原付二種の一般道路における条件については、警察庁や各都道府県警の案内をご確認ください。

原付一種(50cc・新基準原付)の走り方

従来の50ccモデルおよび新基準原付(Liteシリーズなど)は、いずれも原付一種に分類されます。公道を走行する際は、最高速度30km/h以下を守らなければなりません。また、二人乗りは禁止されており、交差点によっては二段階右折が必要です。対象となる交差点の条件については、警察庁や各都道府県警の案内をご確認ください。制限速度が他の車両と異なるため、周囲の交通状況を常に確認しながら走行してください。

高速道路と自動車専用道路は通行不可

警察庁の「交通の方法に関する教則」では、高速道路(高速自動車国道および自動車専用道路)において、125cc以下の小型二輪車や一般原動機付自転車の通行が禁止されています。したがって、原付一種はもちろんのこと、原付二種のスーパーカブ110やC125であっても高速道路は通行できません。ツーリングルートを引く際は、一般道路(下道)のみを経由する設定になっているかを確認しましょう。

注意

バイパスや有料道路にも自動車専用道路の区間があるため、誤進入を防ぐため事前にルート上の道路種別を確認してください。

積載とツーリング装備の考え方

安全に長距離を走るためには、適切なパッキングが欠かせません。

荷物の積み方の基本

安定した走行を維持するためには、重い荷物をキャリアの低位置にまとめる低重心化が基本となります。荷物が左右に偏るとコーナリング時のバランスが崩れやすくなるため、均等に振り分ける工夫をしてください。また、走行中の振動や風圧で脱落しないよう、荷締めベルトやネットで確実に固定する必要があります。急な降雨に備えて、荷物自体を防水バッグに収納するか、防水カバーを隙間なく装着する方針を徹底しましょう。

原付一種の積載重量上限

原付一種(50ccおよび新基準原付)において、法令で定められている最大積載重量は30kgまでとなっています。キャリアやリアボックスを装備している場合でも、荷物の総重量が上限を超えないよう管理してください。過積載は制動距離の増加や車体バランスの悪化を招き、走行の安全性を著しく低下させます。

日帰りと宿泊で荷物量をどう変えるか

日帰りツーリングであれば、レインウェア、車載工具、最低限の防寒具や携行品に絞り、身軽なパッキングを心がけると軽快に走れます。一方で宿泊を伴うツーリングでは着替えや日用品が増えるため、荷物全体の重量が増加しやすくなります。荷物の量と重さに応じて車両の取り回しや制動感覚が変化しますので、出発前にテスト走行を行い、普段通りの感覚で停車や旋回ができるかを確かめておきましょう。

仲間と走る計画の立て方

スーパーカブ仲間や排気量の異なるライダーとグループ走行を楽しむ際は、事前のすり合わせが重要になります。

事前に共有する項目

マスツーリングに出発する前には、参加者同士でいくつかの基本事項を必ず共有しておきましょう。

・各参加者の免許区分と車両区分(原付一種か原付二種か)

・積載している荷物の量とパッキング状態

・高速道路や自動車専用道路を使わない下道ルートの確認

・休憩をこまめに取る運行方針

これらの項目を共有しておくことで、走行中の認識のズレを防ぎ、落ち着いたペース配分を維持しやすくなります。

区分が混在するグループのルート設計

原付一種と原付二種が混在するツーリングでは、原付一種の法定最高速度30km/hに合わせた走行ペースを設定するか、途中の合流ポイントを決めて別行程を組むなどの配慮が必要です。高速道路や自動車専用道路を避けた一般道ルートを設定し、無理に隊列を維持しようとせず、余裕を持ったスケジュールを組むことが快適なツーリングにつながります。

ソロから仲間ツーリングへ

普段はソロツーリングを楽しんでいるライダーでも、同じスーパーカブを好む仲間と走ることで新たな発見や経験値の共有が生まれます。初対面のライダーとツーリングを共にする場合は、互いの車両区分やペース方針をメッセージなどで事前に確認し、無理のない距離設定から始めるのがスマートです。

よくある質問

原付免許でスーパーカブ110に乗れますか?

通常のスーパーカブ110は原付二種に該当するため、AT小型限定普通二輪免許以上の免許が必要です。ただし、最高出力を3.5kWに制御した新基準原付適合車である「スーパーカブ110 Lite」であれば、原付免許で運転できます。

スーパーカブ50はまだ新車で買えますか?

排気量49cm³エンジンを搭載したスーパーカブ50(2022年5月発表モデル)は、2025年10月をもって生産終了となっています。新車の店頭在庫や中古車をお探しの場合は、バイク販売店に直接お問い合わせください。

スーパーカブで高速道路は走れますか?

通行できません。警察庁の「交通の方法に関する教則」では、高速道路および自動車専用道路において125cc以下の小型二輪車や原動機付自転車の通行が禁止されています。スーパーカブ110やC125を含め、全車種で一般道路を利用する必要があります。

普通自動車免許で乗れるスーパーカブはどれですか?

普通自動車免許に付帯する原動機付自転車の運転資格により、従来のスーパーカブ50や、新基準原付に適合したスーパーカブ110 Liteシリーズを運転できます。原付二種である通常のスーパーカブ110やC125は運転できません。

🏍️ ツーリングの参考に

関連ガイドや必要な装備は ギアレビュー・ギアランキング をご覧ください。仲間と走りたい方は BunBun でツーリング相手を探せます。

まとめ|排気量とルールを理解して快適な下道ツーリングへ

スーパーカブでのツーリングは、一般道路の景色や土地ごとの空気をじっくり味わえる魅力的なスタイルです。ご自身の車両区分と法規上のルールを正しく把握した上で、無理のない計画を立てて出発しましょう。

この記事のまとめ

・車両区分と免許の確認: スーパーカブ50は生産終了となりました。新基準原付(Lite系)は原付免許や普通自動車免許で運転でき、原付二種(通常の110/C125)はAT小型限定普通二輪免許以上が必要です。

・下道ルートの前提: すべてのスーパーカブは高速道路や自動車専用道路を通行できないため、一般道のみでルートを設計します。

・積載と走行計画の事前共有: 低重心かつ確実な固定を徹底し、仲間と走る際は車両区分・積載量・休憩方針を事前に確認しましょう。

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この記事を書いた人

40代からのツーリング仲間探しサービス「BunBun(ブンブン)」の編集部です。ソロツーリングの楽しみ方からマスツーリングのマナーまで、大人のライダーに役立つ情報をお届けします。

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