しまなみ海道バイク走行ガイド|所要時間・料金・距離

しまなみ海道バイク・原付の所要時間と料金まとめ【2026年版】|各島の距離・休憩スポット付き

しまなみ海道をバイク・原付で走る際に誰もが最初に知りたい「料金はいくら?」「所要時間はどのくらい?」という疑問に、この記事で完全回答します。結論から言うと、126cc以上のバイクは自動車専用道を走り、尾道〜今治の通行料金合計は約740円・所要時間は休憩込みで3〜4時間。125cc以下の原付は専用の原付道(サービス道路)を利用し、渡船込みの料金は450〜500円・所要時間は4〜5時間が目安です。普通車の通行料金(約3,070円)と比べてバイクは約4分の1以下と圧倒的にコスパが高く、本州〜四国を結ぶ3ルートの中でもしまなみ海道はライダーに圧倒的な支持を誇ります。ただし事前に各橋の料金・島ごとの距離・給油ポイントを把握しておかないと、日没前に今治に到達できなかったり想定外の出費になるケースも。BunBun編集部が実走取材と2026年最新データをもとに、しまなみ海道バイク料金の橋別一覧・各島の走行距離・おすすめ休憩スポットまで1記事にまとめました。

目次

しまなみ海道の基本情報|ルート・総距離・道路の種類

尾道〜今治の全長と経由する島

しまなみ海道(西瀬戸自動車道)は広島県尾道市から愛媛県今治市までを結ぶ全長約60kmの自動車専用道路です。向島・因島・生口島・大三島・伯方島・大島の6つの島を経由し、本土接続を含めると橋は9本(因島大橋〜来島海峡大橋)にのぼります。

道路の種類はバイクの排気量によって走る区間が変わります。大きく2つに分かれます。

自動車専用道路(高速道路区間):126cc以上のバイクが走行できる有料区間。ETC二輪利用可

原付・自転車道(サービス道路区間):125cc以下の原付と自転車専用の側道。各橋の下部または脇に設置。現金のみ対応

補足・参考

原付道(サービス道路)は126cc以上のバイクは走行不可です。125cc以下の原付一種・原付二種が利用できます。自転車と同一の専用道を走るため、橋上では速度管理と追い越しに十分注意してください。

一般道(島内国道・県道)の走行について

各島の内部は国道317号・県道などの島内一般道を走ります。排気量を問わず全車種が同じ道を走るため、「橋ごとに使う道が変わり、島の中では全車同じ」と覚えると混乱しません。

バイク(126cc以上)のしまなみ海道料金と所要時間

各橋の通行料金一覧(2025〜2026年最新版)

126cc以上のバイクは自動車専用道を走行します。ETCは二輪ETCが利用可能で、各橋の島側料金所(本線ブース)で精算する方式です。2025〜2026年時点の普通自動二輪・大型自動二輪の料金(現金・ETC同額)を以下にまとめています。

区間(橋名) 走行距離(目安) 二輪料金
新尾道大橋(尾道〜向島) 約0.5km 50円
因島大橋(向島〜因島) 約1.3km 110円
生口橋(因島〜生口島) 約0.9km 110円
多々羅大橋(生口島〜大三島) 約1.5km 110円
大三島橋(大三島〜伯方島) 約0.3km 50円
伯方・大島大橋(伯方島〜大島) 約0.7km 110円
来島海峡大橋(大島〜今治) 約4.1km 200円

尾道〜今治を全区間走った場合の二輪合計通行料金は740円(現金)です。普通車(約3,070円)と比べて約4分の1以下と圧倒的に安く、燃料コストの低い原付と組み合わせればさらに費用を抑えられます。コスパの高さはバイクでしまなみ海道を走る最大の魅力のひとつです。

注意

料金は改定される場合があります。出発前に西日本高速道路(NEXCO西日本)の公式サイトで最新情報を確認してください。ETC割引の適用条件は特に変更頻度が高いため要注意です。

尾道〜今治の所要時間の目安(126cc以上)

自動車専用道の制限速度は最大80km/hですが、島内一般道は信号・制限速度40〜50km/h区間が多く、全区間ノンストップでも実質1時間30分〜2時間かかります。観光・食事・給油を含めると3〜4時間が現実的な目安です。

・ノンストップ走行(移動のみ):約1時間30分〜2時間

・軽食1〜2回+展望スポット立ち寄り:約3〜4時間

・1泊2日で各島を丁寧に回る:6〜8時間走行+宿泊

原付(125cc以下)のしまなみ海道料金と所要時間

各橋の原付通行料金一覧(2025〜2026年最新版)

125cc以下の原付は自動車専用道ではなく原付・自転車専用道(サービス道路)を通行します。しまなみ海道バイク料金の中でも原付の料金は最安水準で設定されており、支払いは現金のみ(ETC・クレジット不可)です。

区間(橋名) 原付料金 備考
新尾道大橋 非対応 原付道なし。尾道渡船を利用
因島大橋 50円 下段の自転車・原付道を利用
生口橋 50円
多々羅大橋 50円
大三島橋 50円
伯方・大島大橋 50円
来島海峡大橋 100円

尾道側の起点では新尾道大橋に原付道が設置されていないため、尾道渡船(向島行き:100円前後)で向島へ渡るのが定番です。渡船代を含めた尾道〜今治の合計料金は450〜500円程度と、125cc以下原付の所要時間・料金ともに非常に低コストで走破できます。

原付でのしまなみ海道所要時間の目安

原付道は最高速度30km/h制限が基本です。橋の走行距離と島内移動を合算すると、ノンストップでも尾道〜今治で3時間以上かかり、休憩・食事を挟むと4〜5時間が標準的なペースです。

ただし原付でのんびり走るルートはそれ自体が唯一無二の体験です。橋上で一時停止して瀬戸内の多島美を眺めたり、島の路地を探索する余裕が生まれます。日帰りで走り切るなら早朝7時前にスタートするのが賢明です。

編集部の一言

原付二種(51〜125cc)はしまなみ海道では原付道扱いとなります。法定速度60km/hの原付二種でも橋上は30km/h制限のため、スピードより景色を楽しむ割り切りが快走のポイントです。

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各島の距離・立ち寄りスポットと給油ポイント一覧

向島(むかいしま)|尾道から最初の島・島内一周約15km

尾道から渡船でわずか5分で上陸できる向島は、ツーリングの「助走区間」として機能します。島内一周は約15km。尾道水道を眺めながら走れる南側の海沿いルートが特に人気です。

立ち寄りポイント:向島洋らんセンター、岩子島厳島神社(小型渡し舟でアクセスできる小島)

給油:向島内にガソリンスタンドあり。先の島はスタンドが少ないため向島でフルタンク推奨

因島(いんのしま)|村上水軍ゆかりの歴史島

向島の次に渡る因島は、中世に瀬戸内を制した村上水軍の本拠地として知られる歴史の島です。因島水軍城は山頂に建つ展望城郭で、瀬戸内の島々を一望できる絶景スポットです。

距離:島内縦断で約12〜15km

グルメ:はっさく屋(はっさく大福が名物。午前中に売り切れることも多いため早めの立ち寄りを推奨)

給油:土生港周辺にガソリンスタンドあり。原付一種はここでの給油を強く推奨

生口島(いくちじま)|瀬戸田レモンの産地と平山郁夫美術館

日本一のレモン産地・生口島は瀬戸田レモンを使ったカフェや土産店が島内各所に点在します。平山郁夫美術館は建築美も見応えがあり、ライダーの定番休憩地点です。徒歩圏内に白い大理石の伽藍が美しい耕三寺もあります。

距離:島内縦断で約10〜12km

休憩:サンセットビーチ沿いの駐車場は海に向かってバイクを停めやすく、写真映えするスポット

大三島(おおみしま)|大山祇神社と道の駅「多々羅しまなみ公園」

大三島には全国の武将が奉納した鎧・刀剣を所蔵する大山祇神社があり、歴史好きライダーに人気です。道の駅「多々羅しまなみ公園」は多々羅大橋のたもとに位置し、バイクの撮影スポットとしても定番。レストランと産直売場も充実しており、食事と休憩を一度に済ませられます。

距離:島内縦断で約15〜18km(ルート中最大の島)

グルメ:みかん・タコ料理・瀬戸内産魚介。道の駅の鯛めしは特に人気

給油:宗方港周辺にガソリンスタンドあり(日祝は閉店の場合あり。要事前確認)

伯方島(はかたじま)|「伯方の塩」で知られるコンパクトな島

「♪は・か・た・の・し・お♪」のCMで全国的に名が知られる伯方島ですが、島自体はコンパクトで縦断距離は約7〜8km。道の駅「伯方S・Cパーク」は伯方島ICのすぐ脇にあり、塩ソフトクリームが休憩の定番グルメです。

大島(おおしま)|来島海峡大橋の絶景と亀老山展望公園(標高307m)

今治直前の大島では、亀老山展望公園(標高307m)からの来島海峡・橋の眺めが圧巻です。展望台は建築家・隈研吾氏設計の建物でも有名。山頂への道は急カーブが連続するため下りのペース管理に注意が必要です。大島を渡り切れば来島海峡大橋を経て今治市街に入ります。

距離:島内縦断で約10〜12km

注意:亀老山頂上付近の道路は大型車とのすれ違いが難しい狭幅員区間あり。対向車に注意

給油計画と燃料に関する注意点

島内のガソリンスタンドは減少傾向|事前確認が必須

しまなみ海道の各島は過疎化が進んでおり、ガソリンスタンドの数は2010年代から大幅に減少しています。特に伯方島・大島はスタンド数が少なく、営業時間も短い傾向があるため注意が必要です。

注意

向島か因島の土生港周辺でフルタンクにしてから出発するのが基本です。大三島の宗方周辺にもスタンドがありますが、日曜・祝日は閉まっていることがあります。出発前にGoogleマップで現地の営業時間・定休日を必ず確認してください。

原付の航続距離と給油タイミング

原付一種(50cc)は燃料タンクが4〜5L程度の車種が多く、燃費次第では60〜80kmで給油が必要になります。尾道〜今治の実走距離は島内道路を含めると80km前後になる場合もあるため、因島か生口島での給油を必須と考えてルートを計画しましょう。

季節・時間帯別の走行アドバイス

ベストシーズンと混雑回避

気候的なベストシーズンは4〜6月と9〜11月です。夏(7〜8月)はサイクリング観光客が急増し原付道は自転車と混走になるため追い抜きに神経を使います。GW(5月上旬)と紅葉シーズン(10月末〜11月初旬)は道の駅・駐車場が特に混雑します。

早朝スタートのすすめ

日帰りで走り切るなら尾道を7時前後にスタートすると、主要観光地の開店前に着くためスムーズに進められます。来島海峡大橋は西向き(今治方面)に走ると午後は逆光になりやすいため、撮影重視なら午前中に橋を渡り切るよう時間設計するのがおすすめです。

編集部の一言

BunBun編集部が実走した際、平日9〜10時台は原付道の自転車がほぼゼロで非常に走りやすいと感じました。週末の昼間はサイクリングツアーの集団と重なることがあるため、橋の入口で先行グループをやり過ごしてから入るのが賢明です。

今治側のゴール後の行動プラン

今治市街の基本情報

今治市はタオル産業と今治城で知られる瀬戸内の中核都市です。しまなみ海道バイクツーリングのゴール地点として、帰路・宿泊・グルメに関わる実用情報を押さえておきましょう。

ガソリン補給:今治市街に複数のスタンドあり。大島以降はスタンドが少ないため、ゴール後すぐに補充しておくと安心

食事:今治焼鳥(鉄板焼きスタイル)が名物で、1本あたり50〜100円台と手頃。昼営業している専門店が市街に集中している

宿泊:駅周辺にビジネスホテルが充実し1泊5,000〜8,000円台が中心。翌日に高知・松山・道後温泉方面へ続けて走る拠点としても最適

フェリーで帰る選択肢

バイクを積載できるフェリーで今治〜広島(呉経由)に戻るルートを使えば、来た道を折り返す必要がなくワンウェイツーリングが成立します。今治港発の石崎汽船・瀬戸内海汽船が便を運航していますが、1日の便数が限られるため乗船前日までの事前予約を強く推奨します。料金はバイクのサイズによって異なるため公式サイトで要確認です。

よくある質問

125ccのバイク(原付二種)はしまなみ海道の橋を走れますか?

走れません。125cc以下の原付一種・原付二種は自動車専用道への進入が道路交通法で禁止されており、各橋に併設された原付・自転車専用道(サービス道路)を利用します。通行料金は橋ごとに50〜100円で現金払いのみ。7橋合計で約450〜500円です。

しまなみ海道でETCは使えますか?

126cc以上のバイクで自動車専用道を走行する場合、二輪ETC(ETC2.0含む)が利用できます。ETC割引適用後の尾道〜今治の通行料金は約740円(通常料金1,120円から大幅割引)です。ただし各料金所の対応状況はNEXCO西日本公式サイトで事前確認を推奨します。原付道(サービス道路)はETC非対応で現金払いのみです。

しまなみ海道は日帰りで走り切れますか?

126cc以上のバイクであれば観光込みでも日帰り往復は十分可能です。純走行なら片道約2時間、観光込みでも片道4〜6時間が目安です。一方、原付(125cc以下)は片道だけで4〜5時間かかるため日帰り往復は体力的に厳しく、片道走行+今治発フェリー帰還か、大三島・伯方島での1泊プランが現実的です。

原付道(サービス道路)は夜間も通行できますか?

原付道は橋によって通行時間に制限があり、深夜帯は閉鎖される橋があります。通行可能時間は本州四国連絡高速道路(本四高速)の公式サイトで各橋ごとに確認できます。日没後の走行を予定している場合は必ず出発前にチェックしてください。

原付でしまなみ海道を走る際の装備・服装の注意点は?

橋上は常時海風にさらされ、特に全長約4.1kmの来島海峡大橋では強横風で車体が流されるケースもあります。ウインドブレーカーは必携で、春・秋でも橋上は体感温度が5℃以上下がることがあるため重ね着を推奨します。ヘルメットのシールドは走行中に開かないようロック確認も習慣にしてください。

🏍️ ツーリングの参考に

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まとめ|しまなみ海道のバイク・原付の料金と所要時間を把握してから走ろう

この記事のポイントを整理します。

・126cc以上のバイクは自動車専用道を利用。尾道〜今治の通行料金はETC割引適用時で約740円(通常1,120円)

・125cc以下の原付は原付・自転車専用道を利用し、合計450〜500円程度(渡船含む)

・所要時間の目安は126cc以上のバイクが片道2〜4時間、原付が片道4〜5時間以上(観光込み)

・島内のガソリンスタンドは限られるため、向島か因島でフルタンク給油が鉄則

・橋上の強横風・原付道での自転車との混走に注意し、渋滞を避ける早朝スタートが最も快適

・今治側でのフェリー帰還を活用したワンウェイツーリングも現実的かつおすすめの選択肢

しまなみ海道は「橋を渡る」だけでなく、各島に降りて走ることで初めて完成するツーリングルートです。バイク料金・原付の所要時間をあらかじめ把握しておけば、当日は絶景とグルメに集中できます。初めて走る方には大三島か伯方島に宿泊する1泊2日プランが特におすすめ。時間に余裕を持つことで、しまなみ海道の魅力を余すことなく体感できるはずです。

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この記事を書いた人

40代からのツーリング仲間探しサービス「BunBun(ブンブン)」の編集部です。ソロツーリングの楽しみ方からマスツーリングのマナーまで、大人のライダーに役立つ情報をお届けします。

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