四国ツーリングおすすめルート10選|四国カルスト・UFOラインから室戸岬まで絶景ロードガイド

四国ツーリングおすすめルート10選|四国カルスト・UFOラインから室戸岬まで絶景ロードガイド

四国ツーリングのおすすめルートを今すぐ知りたい」方へ。このページでは四国カルスト・UFOライン・室戸岬をはじめとする絶景ルート10選を、日数別・スキル別・テーマ別に厳選してご紹介します。初めての四国ツーリングから四国一周の本気プランまで、実走8,000km超の筆者が現地確認済みの情報でお届けします。

▼ ルート早見表:日数・スキル別おすすめ
初心者/1泊2日:しまなみ海道 → 四国カルスト(舗装路中心・急勾配なし)
中級者/3泊4日:四国一周クラシックプラン(4県制覇・総走行約730km)
上級者/5泊6日:四国制覇プラン(UFOライン+剣山スーパー林道含む・総走行約1,200km)
グルメ重視:讃岐うどん巡り瀬戸内ルート(香川・走行距離少なめ)
オフロード派:剣山スーパー林道(全長87km・日本最長クラスのダート)

【筆者プロフィール】2019年から四国に計7回・総走行距離8,000km以上を実走したライダー(所有バイク:Honda CB650R/Kawasaki KLX250)。実走データと現地確認をもとに作成しています。道路情報・通行料金・フェリー運賃は2026年5月時点の情報です。最新情報は各県道路情報センター・フェリー各社の公式サイトでご確認ください。

▼ こんな方におすすめの記事です
・四国ツーリングのおすすめルート・スポットを日数別・スキル別に知りたい
・四国カルスト・UFOラインへのアクセス方法と1日で両方走るルートを知りたい
・四国ツーリングスポットの優先順位がわからない
・一般ガイドに載らない穴場スポットを知りたい
・四国ツーリングの注意点・事前準備を確認したい
・2026年の四国バイクイベント情報を知りたい

▼ 記事内の各セクションへのリンク:ルート10選カルスト×UFOライン1日モデルコース日数別プラン穴場スポット2026年バイクイベント注意点7選よくある質問

この記事でわかること

・四国ツーリング絶景ルート10選とその特徴

・各ルートの距離・所要時間・難易度・ベストシーズン

・四国カルスト・UFOラインなど人気スポットの賢い回り方

・1泊2日・3泊4日・1週間の日程別おすすめプラン

・しまなみ海道・明石海峡経由のアクセスと費用比較

目次

四国ツーリングの全体像|なぜ「ライダーの聖地」と呼ばれるのか

四国は愛媛・香川・徳島・高知の4県で構成される、本州から橋で渡れる島です。総面積は約18,800km²と北海道の約4分の1ながら、標高1,000m超の山岳地帯が島の中心部を走り、東西南北の海岸線がそれぞれ異なる表情を見せます。ツーリングルートの総延長は四国一周だけで約1,000kmに達し、走行バリエーションは九州にも匹敵します。

四国ならではの特徴

標高1,400m級の四国カルストや剣山系(標高1,955m)が島の中央を東西に走り、北(瀬戸内)・東(紀伊水道)・南(太平洋)・西(宇和海)の海岸線にそれぞれ異なる絶景ルートが広がります。標高差・海岸ライン・山岳ワインディング・離島を結ぶ橋というツーリングのすべての要素が半径200km以内に凝縮されており、「ライダーの聖地」と呼ばれる所以はここにあります。四国ツーリングスポットは山岳・海岸・秘境・歴史と多彩で、何度訪れても新しい発見があるエリアです。

アクセス方法

関東・関西から四国へは主に3つのアクセス方法があります。①しまなみ海道(尾道〜今治):走行自体が観光になる約60kmの橋梁ルート。②明石海峡大橋〜鳴門ルート:関西からの最短陸路。③フェリー:東京〜徳島(南海フェリー)、大阪〜松山(阪九フェリー系列)など深夜便を活用すれば体力を温存できます。

アクセス 所要時間 料金目安 特徴
明石海峡大橋経由 関西から3〜4時間 高速代6,000円前後 関西からの最短ルート
しまなみ海道経由 広島から1.5時間 高速代3,500円前後 絶景ルート自体が観光
フェリー(東京・大阪〜徳島・松山) 夜行で約9〜18時間 1〜2万円 身体を休めながら移動

しまなみ海道は「橋を渡ること自体が観光」になる稀有なルートで、四国入りの段階からテンションが上がる最高のアプローチです。関東以北のライダーにはフェリーで徳島・松山に直行するルートが、走行距離と体力の両面で有利です。

先輩ライダーの一言

「初めての四国は、しまなみ海道から入って瀬戸内海を渡ってくるルートをおすすめします。海と橋の景色だけでも価値があります。逆に最終日の帰路を明石海峡大橋経由にすれば、入口と出口で違う景色を楽しめて、満足度がぐっと上がります。」

四国ツーリングおすすめルート10選

以下では、四国ツーリングのおすすめルートを絶景・難易度・テーマ別に10本厳選してご紹介します。初心者向けから上級オフロードまで幅広くカバーしているため、自分のスキルと日数に合わせてルートを選んでください。

1. 四国カルスト天空ロード(県道383号線)|絶景ランク最高峰

「日本三大カルスト」の一つで、唯一バイクで稜線を縦走できる天空ロード。標高1,400mの稜線を約25kmにわたって走るコースで、青空・緑の草原・放牧された牛・360度の山岳パノラマが広がります。ベストシーズンは5〜10月。冬季(11月〜4月上旬)は積雪・凍結により通行止めになる区間あり。路面は乾燥時でも稜線部分は苔が付きやすく、コーナー出口で滑りやすい箇所があるため、ペース管理に注意。松山ICから国道33号経由で約1時間30分(約65km)でアクセス可能。駐車スペースは姫鶴平(めづるだいら)に広めの無料駐車場あり。難易度:★★★☆☆(中級)/距離:約25km(稜線区間)

📍 主要駐車スポット:姫鶴平(住所:愛媛県上浮穴郡久万高原町)・五段城(標高約1,456m・愛媛県と高知県の県境付近)。給油は久万高原町内(松山ICから約40km地点)で済ませておくことを強く推奨します。

【実走メモ】筆者が初めて四国カルストを走った2019年秋、稜線に出た瞬間に目の前が雲海になっていた。視界ゼロではなく、ちょうど雲の縁を走るような感覚で、カーブを曲がるたびに雲と青空が交互に現れた。あの体験は今でも四国ツーリングで最も印象に残る1シーンです。早朝スタートだと雲海に当たる確率が高まるため、姫鶴平を6〜7時台に通過することを強くおすすめします。

ルート名 四国カルスト天空ロード(県道383号)
総距離 約25km
所要時間 約1.5〜2時間
難易度 中級(標高高く山道)
ベストシーズン 5月〜10月
おすすめポイント 姫鶴平、五段高原、天狗高原

2. UFOライン(雄峰ライン・町道瓶ヶ森線)|四国カルストと組み合わせ必須

「天空の道」と称される稜線ロード。標高1,300〜1,500m前後を尾根伝いに走る約27kmのコースで、雲の上をバイクで駆け抜けるような非日常感を味わえます。四国カルストから車で約1時間30分のため、2ルートを1日で走るライダーも多数。1車線幅の狭路区間が多く、特に早朝は路面に濡れ落ち葉が残りやすいため速度管理が重要。車1台がやっと通れる狭路区間もあり、対向車注意が必須。通行可能期間は例年4月下旬〜11月上旬(冬季閉鎖)。西条市側(国道194号)からのアクセスが最もわかりやすく、土小屋(標高約1,492m)を起点にするのがおすすめ。難易度:★★★☆☆(中級)/距離:約27km

📍 起点・終点情報:西側起点は「UFOライン西入口」(高知県いの町本川)、東側起点は「土小屋」(愛媛県西条市)。土小屋には駐車場・トイレ・自動販売機あり。携帯電波はdocomoが比較的つながりやすいものの、全線で安定した通信は期待しないこと。

【実走メモ】UFOラインで最も気をつけるべきは「帰り道」。往路は土小屋→西入口の方向で走ったとき、国道194号への合流後に燃料警告が点灯した経験があります。西条市街地のガソリンスタンドまで約20km以上あるため、土小屋を出発前に燃料残量を必ず確認してください。UFOラインとカルストを組み合わせる1日コースでは燃料管理が最重要課題です。

ルート名 UFOライン(雄峰ライン)
総距離 約27km
所要時間 約2時間
難易度 上級(狭路・標高高)
ベストシーズン 6月〜10月
おすすめポイント 瓶ヶ森林道展望所、よさこい峠
▼ 四国カルスト × UFOライン 1日モデルコース(実走ベース)

出発地:松山IC周辺(6:30出発推奨)
松山IC → 国道33号 → 久万高原(給油・朝食)→ 県道383号で四国カルスト稜線へ → 姫鶴平(撮影・休憩30分)→ 五段城 → 国道440号で高知側へ下山 → 国道194号で西条方面へ → UFOライン西入口 → 土小屋(昼食・休憩30分)→ 国道194号で西条市内へ下山 → 松山市内帰着(17:00〜18:00目安)

総走行距離:約220km / 総所要時間:約9〜10時間(休憩込み)
給油ポイント:久万高原(スタート時)・西条市内(UFOライン後)の2箇所を推奨。
注意:四国カルスト〜UFOライン間は山岳路が続き給油スタンドが少ない。燃料残量に余裕を持って出発すること。

3. 剣山スーパー林道|オフロードライダーの聖地

全長87kmを誇る日本最長クラスの本格ダート林道。舗装区間とダート区間が交互に現れ、オフロードバイクで走破する達成感は格別です。路面状況は降雨後48時間以内に大きく悪化するため、直前の降水履歴確認が必須。パンク対応(チューブ・エアポンプ・タイヤプラグ)と防泥装備を必携。携帯電話の電波が届かない区間が長く、単独走行は避けるのが賢明です。オンロードバイクの場合は無理せず周辺の国道439号迂回路を選ぶのが適切です。難易度:★★★★★(上級・オフロード専用)/距離:約87km

4. 室戸岬〜室戸スカイライン|太平洋の荒々しい絶景

太平洋に突き出した室戸岬を巡る絶景海岸ロード。国道55号線沿いにダイナミックな海岸線と黒潮が育てた植生が続き、室戸スカイラインからは太平洋を一望できます。初心者でも走りやすい緩やかなワインディングで、朝日・夕日のロケーションは写真映えも抜群。台風シーズン(7〜9月)は波浪による通行規制が入ることがあり、出発前に高知県道路情報を確認してください。高知市から約90km・約1時間30分でアクセス可能です。難易度:★★☆☆☆(初級〜中級)/距離:高知市から片道約90km

ルート名 室戸岬〜室戸スカイライン
総距離 約30km
所要時間 約1時間
難易度 初級
ベストシーズン 4月〜11月
おすすめポイント 御厨人窟、室戸岬展望台

5. 足摺岬〜土佐西海岸ルート|四国最南端の絶景

四国最南端・足摺岬を目指す太平洋ルート。断崖絶壁と紺碧の海、足摺岬灯台(日本最大級の白亜の灯台)のロケーションは四国でも別格の迫力。道中では鰹のたたき(高知市から足摺岬エリアの漁港直営店)や清水サバ(清水港)などのご当地グルメも必食です。高知市から約150km、所要約2時間30分(国道56号経由)。足摺岬周辺は一方通行区間があるため、ナビ設定時に注意が必要です。難易度:★★☆☆☆(初級〜中級)/距離:高知市から片道約150km

6. しまなみ海道(自動車道側)|四国アクセスと観光を兼ねた橋梁ルート

広島県尾道〜愛媛県今治を結ぶ約60kmの離島連絡道路。大三島・伯方島・大島など6つの島を結ぶ橋梁ルートで、瀬戸内海の多島美と各橋梁の構造美を同時に堪能できます。バイク通行料は片道約1,400円(2026年5月時点・ETC適用外)。ETCは一部インターで利用可。自転車道とは別ルート(有料自動車道側)を走行してください。各島のSA・PAで休憩しながら走るのがおすすめです。難易度:★☆☆☆☆(初級)/距離:約60km(片道)

ルート名 しまなみ海道(自動車道)
総距離 約60km
所要時間 約1.5〜2時間(観光込み)
難易度 初級
ベストシーズン 通年
おすすめポイント 大三島、来島海峡SA、亀老山展望台

7. 大歩危・小歩危〜祖谷渓ルート|四国の秘境を走る

徳島の秘境・祖谷渓を貫くワインディングルート。吉野川の激流が刻んだV字谷、かずら橋(国指定重要有形民俗文化財)、かかし村など独特の文化景観が続きます。道幅は1〜1.5車線の区間が多く対向車注意が必須ですが、山深い渓谷美は走り応え抜群。秋の紅葉シーズン(10月下旬〜11月上旬)は観光車両が急増するため、平日または早朝スタートを推奨。大歩危駅付近では「大歩危峡まんなか」の遊覧船と組み合わせる観光も人気です。難易度:★★★☆☆(中級)

8. 瀬戸内海岸線(高松〜徳島)|讃岐うどん巡りグルメルート

穏やかな瀬戸内の海を眺めながら走る海岸線ルート。香川県内には讃岐うどんの名店が700軒以上あり、1日で3〜5軒をハシゴするグルメツーリングが定番。山越うどん・宮武うどんなど人気店は昼前に売り切れるため、午前中スタートが鉄則。バイクの駐輪スペースは店舗ごとに異なるため、駐車場を事前確認するか、大型駐車場のある店を中心に組み立てると安心です。走行距離が少ない設定でも充実した1日を作れる、初心者にも最適なルートです。難易度:★☆☆☆☆(初級)

9. 佐田岬半島〜佐田岬メロディーライン|日本一細長い半島の絶景

日本一細長い半島(全長約40km)を走る佐田岬メロディーライン(県道256号)。半島の稜線上を走るため両側に宇和海と伊予灘が望める希少なロードで、晴天時の景観は息をのむ美しさです。走行距離は往復で約100km。半島の先端・佐田岬灯台まで歩いて見学できます(駐車場から徒歩約20分)。西風・北西風が強い日は横風に十分注意が必要で、風速10m/s以上の予報時は走行を見合わせる判断も重要です。難易度:★★☆☆☆(初級〜中級)/距離:往復約100km

10. 高知龍馬パスポートルート(桂浜〜安芸〜室戸)|歴史と絶景の180kmロード

坂本龍馬ゆかりの地を巡る歴史ロード。桂浜(龍馬像)→安芸(野良時計・岩崎弥太郎生家)→室戸岬を1日で繋ぐ約180kmのコースで、太平洋岸の国道55号線をひたすら東進するシンプルなルート構成が走りやすさの秘訣。安芸市の野良時計は外観のみ見学可(駐車場あり・無料)。岩崎弥太郎生家は見学可能ですが、訪問前に開館状況を安芸市観光協会に確認してください。幕末歴史好きなら高知市内の「龍馬歴史館」(入館料800円)も立ち寄り必須です。難易度:★★☆☆☆(初級〜中級)/距離:約180km

日数別おすすめプラン|1泊2日〜5泊6日

1泊2日|カルスト&瀬戸内集中プラン(初めての四国に最適)

初めての四国ツーリングにおすすめの王道2日間コースです。

– 1日目:しまなみ海道(尾道〜今治)→ 松山市内泊 or 久万高原泊(走行約180km)

– 2日目:四国カルスト(県道383号)→ UFOライン → 内子 → しまなみ海道で帰路(走行約200km)

四国の核心・四国カルストとUFOラインを1泊で両方走れる最効率プラン。しまなみ海道をアクセス路に使うため、橋梁観光も兼ねられます。

3泊4日|四国一周クラシックプラン(主要4県を制覇)

主要4県をすべて巡る中級者向けの四国一周プランです。

– 1日目:明石海峡 → 徳島 → 大歩危・小歩危 → 祖谷泊(走行約180km)

– 2日目:高知市(桂浜)→ 室戸岬 → 安芸泊(走行約170km)

– 3日目:足摺岬 → 四国カルスト → 久万高原泊(走行約220km)

– 4日目:松山 → しまなみ海道 → 帰路(走行約160km)

1日平均180〜220kmに抑えることで疲労を蓄積させず、四国一周を体力的に無理なく楽しめる最適バランスのプランです。総走行距離は約730km。

5泊6日|本気の四国制覇プラン(ベテランライダー向け)

UFOライン・剣山スーパー林道・佐田岬半島まで含めた本気の四国制覇プラン。総走行距離は約1,200km、1日平均200km前後を走る体力とスキルが求められます。3日目に休息日(高知市観光など)を組み込み、後半の疲労蓄積を防ぐ設計がポイント。オフロード区間(剣山スーパー林道)を含むため、装備の事前確認を忘れずに。

先輩ライダーの一言

「四国は地図で見るより山が深く、移動時間が予想より長くかかります。Google Mapの所要時間より2割増しで見ておくと安全。特にUFOラインや剣山林道は、現地の道幅・勾配を体感してからスケジュールを組み直すぐらいが現実的です。」

四国ツーリング穴場スポット|ガイドブックに載らない5選

「四国 ツーリング 穴場」を探しているライダーへ。メジャースポットの混雑を避けたい方や、リピーターがより深く四国を知りたいときに役立つ、実走で発見した穴場ルート・スポットを厳選して紹介します。

穴場①:落出(おちで)〜仁淀川源流ルート(高知県)

仁淀川の源流部を走る国道439号の支線エリア。「仁淀ブルー」で知られる仁淀川の透明度を間近で体感できる川沿いの道で、観光客はほぼゼロ。路面は良好で、カワセミの飛ぶ清流沿いを走る静寂のワインディングは四国カルストとは対照的な穴場体験。久万高原〜UFOラインと組み合わせる「水と山の1日コース」として組み込むのがおすすめです。

穴場②:三崎港〜九十九折り(愛媛県西予市〜宇和島市)

宇和海の穏やかな海沿いを走る県道4号(俗称:みかんロード)。三崎港からのフェリーで大分・佐賀関へ渡れるため、九州ツーリングとの接続にも使えます。段々畑のみかん園が斜面に広がる景観は四国の農村美の真骨頂で、シーズン(11〜12月)には直売所で激安みかんをリアボックスに積み込むライダーが続出。交通量が少ないため走行しやすく、地元民しか知らない穴場の海鮮食堂も点在します。

穴場③:轟の滝〜大杉ロード(高知県大豊町)

南国市ICから北上した大豊町エリアに、樹齢3,000年超の「杉の大杉」(国指定特別天然記念物)を擁する穴場ルートがあります。国道439号から入る林道区間は路面が安定しており、オンロードバイクでも問題なく走行可能。観光客が少ない早朝の杉の大杉は神秘的な雰囲気で、四国八十八ヵ所巡礼の雰囲気も同時に感じられます。高知自動車道大豊ICから約10分でアクセス可能な穴場スポットです。

穴場④:土佐くろしお鉄道沿線・安芸〜奈半利ルート(高知県)

国道55号と並走する形で走れる漁港集落の細道群。奈半利(なはり)の道の駅「田野駅屋」は地元ライダーの溜まり場で、土佐の郷土料理・皿鉢料理の縮小版が格安で食べられます。室戸岬への往路に国道55号、復路に集落内の海岸道路を使うと、全く異なる景色を楽しめる穴場ルートになります。夕方に奈半利で夕日を見てから高知市へ戻るプランが特におすすめ。

穴場⑤:境目峠(愛媛〜高知)|四国カルストの隠れた前哨戦

国道197号の境目峠(標高約1,100m)は四国カルストへの正規ルートから外れているため、訪れるライダーが極めて少ない穴場の山岳路です。ヘアピンの連続する本格ワインディングで、コーナーをひとつ曲がるたびに見晴らしが変わる爽快感は四国カルストに匹敵します。路面は全線舗装で、地元の農作業車以外の通行量がほぼゼロ。四国カルストへ向かう前の「ウォームアップルート」として組み込むと、より充実した山岳ツーリングになります。

2026年の四国バイクイベント情報

「四国 バイクイベント 2026」を探しているライダーのために、2026年に開催予定・開催実績のある四国のバイク関連イベントをまとめます。各イベントの開催日程・参加費・詳細は主催者の公式サイトで必ずご確認ください。情報は2026年5月時点のものです。

2026年 四国エリアのバイクイベント一覧

■ しまなみ海道サイクリングフェスタ(愛媛県今治市・広島県尾道市)
例年10月開催。自転車メインのイベントですが、前後の日程で四国入りするバイクツーリストも多く、しまなみ海道周辺の宿泊施設が混雑します。バイクツーリングと組み合わせる場合は宿の早期確保が必須です。

■ 四国ツーリングラリー(高知県・愛媛県エリア)
複数の道の駅やチェックポイントを巡るスタンプラリー形式のイベントが、高知・愛媛を中心に年間を通じて開催されています。参加料無料〜数百円の手軽なイベントが多く、初心者でも参加しやすいのが特徴。各県の道の駅スタンプラリーとあわせて活用すると、ルート設計の指針になります。

■ 四国八十八ヵ所ツーリングラリー(通年)
バイクで八十八ヵ所を巡る「バイク遍路」は通年可能です。全88ヵ所を走破すると総走行距離は約1,400km。1泊2日のショートプランで10〜15ヵ所を巡るスタイルも人気があり、霊場の静寂な雰囲気と四国の山岳・海岸ルートを同時に楽しめます。専用の「バイク遍路ガイドマップ」を四国各地の観光案内所で入手可能。

■ UFOライン・四国カルスト開通セレモニー(例年4月下旬〜5月上旬)
冬季閉鎖が明ける時期に合わせて、地元ライダーが集まる非公式の「開通お祝いツーリング」が毎年自然発生的に行われます。SNS(X・Instagram)で「UFOライン 開通」「四国カルスト 開通」と検索すると、その年の開通日情報とライダーの集合情報が確認できます。シーズン最初の週末は混雑しますが、四国ライダーのコミュニティと交流できる貴重な機会です。

最新イベント情報の確認先:愛媛県観光物産協会公式サイト/高知県観光コンベンション協会公式サイト/各市町村観光協会のSNSアカウント

グルメ・宿泊のおすすめ

四国ツーリングのもう一つの醍醐味は食文化の多様さです。香川の讃岐うどん(1杯300〜600円台で本場の味)、愛媛の鯛めし・じゃこ天、高知の鰹のたたき・皿鉢料理、徳島のすだち・阿波尾鶏と、4県それぞれに強烈な個性があります。宿泊はバイクラック・洗車スペースを完備した「ライダーズイン」が高知・愛媛を中心に増加しており、1泊4,000〜6,000円台で利用できます。人気シーズン(GW・8月・10月)は2〜3ヶ月前から埋まることがあるため、ルートが固まり次第の早期予約を強く推奨します。

名物 おすすめエリア
香川 讃岐うどん 高松・坂出
愛媛 鯛めし、ミカン 松山・宇和島
高知 鰹のたたき、清水サバ 高知市・須崎
徳島 祖谷そば、阿波尾鶏 徳島市・三好

四国ツーリングの注意点|事前に把握しておきたい7つのポイント

注意:山道の運転スキルと天候

四国カルスト・UFOライン・剣山系は標高1,000m超で、急勾配・狭路・濃霧が頻発。経験の浅いライダーは無理せず迂回するか同行者を確保してください。夏場は午後の雷雨11月〜3月は標高高い山道で凍結する場合あり。ガソリンスタンドも山間部は少ないため、平地で必ず満タンにしてから登る運用が鉄則。

四国ツーリングのよくある質問

Q. 四国ツーリングのベストシーズンはいつですか?

5月下旬〜6月上旬と10月が最高です。気候が安定し、四国カルスト・UFOラインが最高のコンディション。梅雨と真夏は山岳ルートで天候が荒れるため避けるのが無難。冬は標高高い山道で凍結リスクがあります。

Q. しまなみ海道はバイクで通れますか?

はい、自動車道側を通行可能です(自転車・歩行者道とは別ルート)。料金所がいくつかあるため、通行料金は別途必要。橋の上はかなり強風になることがあるので、走行速度には注意してください。

Q. UFOラインは初心者でも走れますか?

初心者にはおすすめしません車1台がやっと通れる狭路区間が長く標高1,300m超で急な天候変化もあります。少なくとも2年以上のツーリング経験、できれば経験者の同行を強く推奨。代わりに四国カルストは初〜中級者でも走行可能です。

Q. 四国一周は何日かかりますか?

主要観光地と絶景ルートを抑えた四国一周最低4日、ゆとりを持って5〜6日がおすすめ。3日以下では走るだけで終わってしまうため、グルメや観光を楽しむ余裕も持ちたいなら5日以上が理想です。

Q. 仲間と一緒に走ると安全度は上がりますか?

はい、特に四国カルスト・UFOラインなど山岳ルートは仲間と一緒のほうが圧倒的に安全です。機械トラブル時の対応・道迷い時の判断・体力消耗時の励まし――一人ツーリングでは不安な要素を補えます。BunBunのようなマッチングサービスで現地の四国ライダーと合流するのも手堅い選択肢。

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まとめ|四国ツーリングルートを計画して走り出そう

この記事のまとめ

四国カルスト・UFOライン・しまなみ海道は外せない3大絶景

初めてはしまなみ海道経由で松山・愛媛入りが安全で気持ちよい

最低4日、理想は5〜6日で四国一周。短期は無理せずエリア絞る

ベストシーズンは5-6月と10月、夏の雷雨と冬の凍結に注意

山間部はガソリンスタンドが少ないため平地で必ず満タン

UFOラインは中〜上級者向け、初心者は四国カルストから

四国は地図で見るより遥かに広く、深く、走るほどに発見があるエリアです。四国カルスト・UFOライン・室戸岬・剣山スーパー林道――どのルートも「また来たい」と思わせる中毒性を持ちます。1泊2日のショートプランから5泊6日の本気の四国一周まで、自分のペースで計画を立てることが四国ツーリング成功の鍵。GW・夏休みのシーズンは宿・フェリーが埋まるのが早いため、ルートが決まったら即予約を。仲間と一緒に走れば、絶景の感動は何倍にも膨らみます。

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この記事を書いた人

40代からのツーリング仲間探しサービス「BunBun(ブンブン)」の編集部です。ソロツーリングの楽しみ方からマスツーリングのマナーまで、大人のライダーに役立つ情報をお届けします。

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