関西発ツーリングおすすめルート12選|龍神スカイラインから淡路島まで日帰りで堪能

関西発ツーリングおすすめルート12選|龍神スカイラインから淡路島まで日帰りで堪能

関西は、海・山・湖・高原と変化に富んだ地形が密集しているツーリング天国です。大阪を起点にすれば、1時間走るだけで六甲山の山岳ワインディングに入れますし、2時間走れば龍神スカイラインの絶景が待っています。紀伊半島の海岸線、琵琶湖の湖畔道路、淡路島の一周ルート。どの方角にもバイカーの心を掴むルートが揃っているのが関西の強みです。

しかし、選択肢が多いからこそ迷うもの。「結局いつも同じ道ばかり走っている」という方も多いのではないでしょうか。この記事では、大阪・京都・神戸を起点に日帰りで楽しめるツーリングルートを12本厳選しました。各ルートには距離・所要時間・難易度・ベストシーズンを明記していますので、次の週末の行き先選びに活用してください。

初めての関西ツーリングという方も、何十年も走り続けてきたベテランの方も、きっと「次はここを走ろう」と思えるルートが見つかるはずです。

この記事でわかること

・関西発で日帰りできるおすすめルート12選(距離・所要時間・難易度付き)

・龍神スカイライン・淡路島・琵琶湖など定番ルートの攻略ポイント

・各ルートの立ち寄りスポットとグルメ情報

・関西ツーリングならではの注意点

目次

和歌山・紀伊半島エリア

関西バイカーの聖地とも呼ばれるエリアです。龍神スカイラインを筆頭に、紀伊半島の海岸線や山岳路は走りの満足度が極めて高いのが特徴。大阪からのアクセスも良く、日帰りの定番エリアとして多くのバイカーに愛されています。

1. 龍神スカイライン(和歌山県〜奈良県)

関西のワインディングロードの最高峰と言っても過言ではないルートです。高野龍神スカイライン(国道371号)は、高野山から護摩壇山(標高1,372m)を経て龍神温泉へ下る全長約43kmの山岳道路。大小のカーブが連続するテクニカルなレイアウトと、紀伊山地の雄大な山並みが両方楽しめます。龍神温泉は日本三美人の湯としても知られ、走行後の温泉が格別です。

おすすめポイント

・護摩壇山展望台(ごまさんスカイタワー)から紀伊山地を一望

・龍神温泉「元湯」で日本三美人の湯を堪能

・高野山の参拝とセットで歴史と走りの両方を楽しめる

項目 詳細
距離(往復) 約250km(大阪起点)
所要時間 約6〜7時間(休憩込み)
難易度 ★★★☆☆(中級)
ベストシーズン 4月〜6月、10月〜11月
主要道路 阪和道→京奈和道→国道480号→国道371号(高野龍神スカイライン)

2. 白崎海洋公園〜有田みかん海道ルート(和歌山県)

「日本のエーゲ海」と称される白崎海洋公園の白い石灰岩と青い海のコントラストは、関西随一のフォトジェニックスポットです。国道42号から県道24号に入ると、海沿いの気持ちの良い道が続きます。有田市周辺はみかん畑が広がり、秋にはオレンジ色に染まる山肌の中を走る独特の景観が楽しめます。海鮮ランチは由良町の「つりや」が地元で評判です。

おすすめポイント

・白崎海洋公園の白い岩と海のコントラスト

・有田みかん海道のオレンジ色の山肌

・由良港周辺で新鮮な海鮮ランチ

項目 詳細
距離(往復) 約200km(大阪起点)
所要時間 約5〜6時間(休憩込み)
難易度 ★★☆☆☆(初級〜中級)
ベストシーズン 3月〜5月、10月〜12月
主要道路 阪和道→国道42号→県道24号(白崎方面)

3. 紀伊半島南端・串本〜那智勝浦ルート(和歌山県)

本州最南端の潮岬を目指す、距離は長いが達成感の大きいルートです。国道42号を南下し、橋杭岩の奇岩群を眺め、潮岬灯台で本州最南端を踏む。さらに足を延ばして那智勝浦まで走れば、那智の滝と熊野那智大社の荘厳な景色が待っています。まぐろの水揚げ量日本一の勝浦漁港で食べるまぐろ丼は絶品です。日帰りの限界距離ですが、走る価値は十分です。

おすすめポイント

・本州最南端・潮岬灯台で記念撮影

・橋杭岩の奇岩群は自然の造形美

・那智勝浦の生まぐろ丼は訪問必須のグルメ

項目 詳細
距離(往復) 約400km(大阪起点)
所要時間 約9〜10時間(休憩込み)
難易度 ★★★☆☆(中級)
ベストシーズン 通年(冬でも温暖)
主要道路 阪和道→紀勢道→国道42号

淡路島・明石海峡エリア

明石海峡大橋を渡る瞬間から始まるツーリングの非日常感は格別です。島一周約150kmとちょうど良いサイズで、海・山・グルメをバランスよく楽しめます。

4. 淡路島一周ルート(兵庫県)

「アワイチ」の愛称で親しまれる淡路島一周ルートは、関西バイカーの定番中の定番です。明石海峡大橋を渡り、島の東海岸を南下して鳴門海峡大橋のたもとまで。そこから西海岸を北上するルートが王道です。東海岸は大阪湾越しの景色、西海岸は播磨灘に沈む夕陽と、時計回りで走ると景色の変化を存分に楽しめます。淡路島バーガーや生しらす丼など島グルメも充実しています。

おすすめポイント

・明石海峡大橋を渡る爽快感

・道の駅「うずしお」で鳴門海峡と大鳴門橋の絶景

・淡路島バーガー・生しらす丼の島グルメ

項目 詳細
距離(往復) 約200km(神戸起点・島一周含む)
所要時間 約5〜6時間(休憩・食事込み)
難易度 ★☆☆☆☆(初級)
ベストシーズン 3月〜6月、9月〜11月
主要道路 神戸淡路鳴門自動車道→県道31号→国道28号

琵琶湖・滋賀エリア

日本最大の湖・琵琶湖を中心とした開放感あふれるレイクサイドツーリングが楽しめます。大阪・京都からのアクセスが良く、交通量も比較的少ないためストレスフリーで走れるのが魅力です。

5. 琵琶湖一周(ビワイチ)ルート(滋賀県)

琵琶湖を一周する約200kmのルートは、関西ツーリングの王道です。湖北エリアの静かな湖畔道路から、マキノのメタセコイア並木、奥琵琶湖パークウェイと見どころが続きます。マキノのメタセコイア並木道は新緑と紅葉の時期に圧巻の美しさで、バイクを停めて何度も写真を撮りたくなる場所です。近江牛や鮒ずしなど滋賀の食文化に触れるのも一周ツーリングの楽しみ方の一つ。

おすすめポイント

・マキノのメタセコイア並木は関西屈指のフォトスポット

・奥琵琶湖パークウェイの湖畔ワインディング

・近江八幡や彦根城など歴史スポットも充実

項目 詳細
距離(一周) 約200km
所要時間 約6〜8時間(休憩・観光込み)
難易度 ★★☆☆☆(初級〜中級)
ベストシーズン 4月〜6月、10月〜11月
主要道路 国道161号→県道557号→国道303号→国道8号→県道2号

6. 鈴鹿スカイライン〜湯の山温泉ルート(三重県〜滋賀県)

鈴鹿山脈を東西に貫く国道477号(鈴鹿スカイライン)は、テクニカルなワインディングが連続するバイカー好みのルートです。武平峠(標高約830m)を挟んで三重県側と滋賀県側でまったく雰囲気が変わるのが面白い。三重県側の湯の山温泉は御在所岳のロープウェイとセットで楽しめます。鈴鹿サーキットが近いため、レース観戦と組み合わせたプランも人気です。

おすすめポイント

・鈴鹿スカイラインのテクニカルなカーブ

・御在所ロープウェイで山頂からの絶景

・湯の山温泉の渓流沿い露天風呂

項目 詳細
距離(往復) 約200km(大阪起点)
所要時間 約5〜6時間(休憩込み)
難易度 ★★★☆☆(中級)
ベストシーズン 4月〜6月、10月〜11月(冬季閉鎖あり)
主要道路 名阪国道→国道477号(鈴鹿スカイライン)

六甲山・北摂エリア

大阪・神戸から最も手軽にアクセスできる山岳ルートです。半日のショートツーリングにぴったりで、仕事終わりの夕方に走りに行くバイカーも少なくありません。

7. 六甲山〜裏六甲ルート(兵庫県)

表六甲ドライブウェイから六甲山上を経て、裏六甲に下りるルートは、神戸バイカーのホームコースです。六甲山上からは大阪湾から和歌山方面まで一望できる大パノラマが広がります。裏六甲側の有馬街道を下れば有馬温泉。日本最古の温泉とも言われる金泉・銀泉で汗を流す贅沢は、わずか半日で味わえます。夜景スポットとしても有名ですが、夜間は走行に注意が必要です。

おすすめポイント

・六甲山上からの大阪湾の大パノラマ

・有馬温泉の金泉で日帰り入浴

・アクセス抜群で半日のショートツーリングに最適

項目 詳細
距離(往復) 約80km(神戸起点)
所要時間 約3〜4時間(休憩込み)
難易度 ★★☆☆☆(初級〜中級)
ベストシーズン 通年(冬季の凍結に注意)
主要道路 表六甲ドライブウェイ→県道16号→有馬街道

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奈良・吉野エリア

歴史と自然が融合した独特の雰囲気を持つエリアです。京都のような混雑がなく、落ち着いてツーリングを楽しめるのが大人のバイカーには嬉しいポイントです。

8. 吉野山・大台ヶ原ルート(奈良県)

日本一の桜の名所として知られる吉野山から、標高1,695mの大台ヶ原を目指す山岳ルートです。国道169号から大台ヶ原ドライブウェイに入ると、紀伊半島の深い森の中を一気に標高を上げていくダイナミックな走りが楽しめます。大台ヶ原の展望台からは熊野灘まで見渡せることもあります。吉野山の桜シーズンは混雑しますが、新緑や紅葉の時期は穴場です。

おすすめポイント

・吉野山の桜・紅葉は日本屈指の美しさ

・大台ヶ原ドライブウェイの標高差1,000m超の山岳路

・柿の葉寿司など吉野の郷土料理

項目 詳細
距離(往復) 約250km(大阪起点)
所要時間 約7〜8時間(休憩込み)
難易度 ★★★☆☆(中級)
ベストシーズン 4月(桜)、5月〜6月、10月〜11月
主要道路 南阪奈道路→国道169号→大台ヶ原ドライブウェイ

9. 曽爾高原・室生寺ルート(奈良県〜三重県)

ススキの大草原で有名な曽爾高原は、秋の関西ツーリングの定番目的地です。国道369号から県道81号へ入ると、なだらかな高原地帯の気持ちの良い道が続きます。曽爾高原の斜面一面に広がるススキが夕陽に照らされて金色に輝く光景は、一度見たら忘れられない絶景です。帰路に室生寺に立ち寄れば、「女人高野」の静寂な空間で心を落ち着かせることができます。

おすすめポイント

・曽爾高原のススキの大草原は秋の絶景

・室生寺の五重塔と苔むした境内

・曽爾高原ファームガーデンで地ビールと地元食材

項目 詳細
距離(往復) 約180km(大阪起点)
所要時間 約5〜6時間(休憩込み)
難易度 ★★☆☆☆(初級〜中級)
ベストシーズン 9月下旬〜11月中旬(ススキ)
主要道路 西名阪道→国道369号→県道81号

10. 信貴生駒スカイライン(奈良県〜大阪府)

大阪と奈良の県境を走る全長約21kmの有料道路で、大阪平野と奈良盆地の両方を見下ろせる贅沢なルートです。特に夜景が有名ですが、昼間のツーリングでも十分に楽しめます。生駒山上遊園地や朝護孫子寺(信貴山)への立ち寄りを組み合わせれば、短時間でも充実したツーリングになります。大阪市内から30分でアクセスできる近さも魅力です。

おすすめポイント

・大阪平野と奈良盆地の両パノラマ

・朝護孫子寺(信貴山)の巨大な張り子の虎

・大阪市内から30分の手軽さ

項目 詳細
距離(往復) 約60km(大阪起点)
所要時間 約2〜3時間(休憩込み)
難易度 ★☆☆☆☆(初級)
ベストシーズン 通年
主要道路 阪奈道路→信貴生駒スカイライン

丹後・北近畿エリア

日本海側の荒々しい海岸線とのどかな田園風景が魅力のエリアです。関西からのアクセスはやや遠いですが、その分混雑が少なく、マイペースで走れるのが嬉しいポイントです。

11. 天橋立・丹後半島ルート(京都府)

日本三景の一つ・天橋立を起点に、丹後半島の海岸線を巡るルートです。国道178号で経ヶ岬灯台(京都府最北端)を目指し、丹後松島や屏風岩の奇岩を眺めながら走ります。日本海の荒波が削り出した海岸美は迫力満点。伊根の舟屋群は海上に浮かぶように建つ漁村集落で、他では見られない独特の景観です。冬のカニシーズンも人気ですが、ツーリングには春から秋がおすすめです。

おすすめポイント

・天橋立の股のぞきで日本三景を堪能

・伊根の舟屋群の独特な漁村景観

・経ヶ岬灯台で京都府最北端を制覇

項目 詳細
距離(往復) 約350km(大阪起点)
所要時間 約8〜9時間(休憩・観光込み)
難易度 ★★★☆☆(中級)
ベストシーズン 4月〜6月、9月〜11月
主要道路 舞鶴若狭道→京都縦貫道→国道178号

12. 但馬海岸・竹田城跡ルート(兵庫県)

「天空の城」竹田城跡と但馬海岸のジオパークを巡るルートです。朝来市の竹田城跡は雲海に浮かぶ石垣の姿が幻想的で、早朝に訪れると雲海を見られる確率が上がります。香住・浜坂方面の但馬海岸は山陰海岸ジオパークの一部で、奇岩や断崖の景観が圧巻。香住港で食べるカニすき(冬季)やイカの活造りは但馬ならではのグルメです。

おすすめポイント

・竹田城跡の「天空の城」は一見の価値あり

・但馬海岸のジオパーク景観

・香住港の新鮮な海の幸

項目 詳細
距離(往復) 約350km(大阪起点)
所要時間 約8〜9時間(休憩・観光込み)
難易度 ★★☆☆☆(初級〜中級)
ベストシーズン 9月〜11月(雲海は10月〜12月早朝)
主要道路 中国道→播但連絡道→国道312号→国道178号

関西ツーリングの注意点

安全に楽しむための注意点

・龍神スカイライン・鈴鹿スカイラインは冬季閉鎖があります。例年12月〜3月は通行止めになるため、出発前に道路情報を必ず確認してください

・紀伊半島南部はガソリンスタンドが少ないエリアです。国道42号沿いでも区間によっては30km以上スタンドがない箇所があります

・淡路島は風が強い日があるため、橋上では特に横風に注意してください。風速15m/s以上で橋が通行規制になることもあります

・大阪市内の発着は阪神高速の渋滞を考慮してください。土日の朝9時以降は混み始めるため、早朝出発がおすすめです

・六甲山・生駒山は二輪車通行規制がある区間があります。事前にルートの通行可否を確認しましょう

よくある質問

Q. 関西で初心者におすすめのルートはどれですか?

淡路島一周ルート、信貴生駒スカイライン、六甲山ルートの3つがおすすめです。いずれもアクセスが良く、距離が短めで道が走りやすいコースです。まずは近場から慣れていきましょう。

Q. 龍神スカイラインのベストな走り方は?

高野山側から入り、龍神温泉側に下りるルートが王道です。高野山で参拝してからスカイラインに入り、護摩壇山で休憩、龍神温泉で締めるプランが満足度が高いです。路面は概ね良好ですが、落ち葉の多い秋はスリップに注意してください。

Q. 関西から日帰りで行ける最も遠いルートはどこですか?

紀伊半島南端の串本・那智勝浦ルート(往復約400km)が日帰りの限界ラインです。早朝5〜6時に出発すれば十分に楽しめますが、体力に自信がない場合は1泊するのも賢い選択です。

まとめ

関西エリアは、コンパクトな地域に山・海・湖・高原が凝縮された、バイカーにとって理想的な環境です。龍神スカイラインのワインディング、淡路島の海風、琵琶湖の湖畔道路、曽爾高原のススキ。季節ごとに違う表情を見せるルートが、次の週末への期待を膨らませてくれます

この記事で紹介した12ルートは、初級者から中級者まで幅広く楽しめるコースを選びました。スペックテーブルの難易度を参考に、自分に合ったルートから攻略してみてください。走るたびに「次はあのルートを走りたい」という欲が出てくるのが、ツーリングの魅力です。

そして、お気に入りのルートが見つかったら、ぜひ仲間と一緒に走ってみてください。同じ景色でも、仲間と共有するだけで何倍も記憶に残ります。

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この記事を書いた人

40代からのツーリング仲間探しサービス「BunBun(ブンブン)」の編集部です。ソロツーリングの楽しみ方からマスツーリングのマナーまで、大人のライダーに役立つ情報をお届けします。

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