リターンライダーのバイク選び完全ガイド|年代別・排気量別おすすめ車種と失敗しない選び方

リターンライダーのバイク選び完全ガイド|年代別・排気量別おすすめ車種と失敗しない選び方

「もう一度バイクに乗りたい」——そう思っているリターンライダーに向けて、おすすめバイクの選び方を排気量別・年代別に徹底解説します。250ccから大型まで具体的な車種名と選び方のポイントをまとめているので、20〜30年のブランクがある方でも迷わず最初の1台を選べます。還暦前後の60代ライダーにも対応した内容です。

リターンライダーのバイク選びには、若い頃とは違う視点が必要です。体力の変化、維持費の現実、使い方の優先順位。これらを踏まえた上で自分に合った1台を見つけることが、長く楽しいバイクライフの第一歩になります。

この記事では、リターンライダーに向けてバイク選びの5つのポイント排気量別のおすすめ車種40代・50代・60代(還暦)別のアドバイスまでを網羅的にまとめました。「あの頃の自分」ではなく「今の自分」に最適なバイクを見つけるためのガイドです。

この記事でわかること

・リターンライダーがバイクを選ぶときに重視すべき5つのポイント

・排気量別(250cc・400cc・大型)のおすすめ車種と特徴

・40代・50代・60代の年代別バイク選びのコツ

・購入時に見落としがちな注意点

目次

リターンライダーのバイク選び5つのポイント

リターンライダーのバイク選びで最も大切なのは、「今の自分に合っているか」を冷静に判断することです。かつて憧れたバイクと、今の自分にフィットするバイクは違うかもしれません。以下の5つのポイントを順にチェックしていきましょう。

ポイント1:体格との相性

足つきと車体の取り回しは、リターンライダーが最初に確認すべきポイントです。若い頃はつま先立ちでも気にならなかったバイクが、今では不安に感じることがあります。シート高が低く、両足の母指球がしっかり地面に着く車種を選ぶと、信号待ちや駐車時の安心感が格段に違います。

購入前には必ずディーラーや販売店でまたがってみてください。可能であれば試乗して低速時の取り回しも確認しましょう。カタログのシート高だけでなく、シートの幅や車体のスリムさによっても足つき感は大きく変わります。

ポイント2:用途の明確化

「どこを、どのくらいの距離走るのか」を具体的にイメージしてからバイクを選びましょう。通勤にも使うのか、週末のツーリング専用なのか、高速道路をよく使うのか。用途が明確になれば、排気量やジャンルの選択肢は自然と絞り込まれます。

日帰りツーリングがメインなら250〜400cc、ロングツーリングや高速巡航が多いなら650cc以上のミドルクラスがおすすめです。街乗り中心なら軽くて取り回しの良い250ccが最も扱いやすいでしょう。

ポイント3:維持費の現実

バイクの維持費は排気量によって大きく変わります。車検の有無、保険料、タイヤ代などを含めた年間コストを事前に把握しておくことが重要です。250ccなら車検不要で年間維持費は約10〜15万円、400cc以上は車検費用が加わり約15〜25万円が目安になります。大型クラス(750cc以上)は燃料代・タイヤ代も上がり、年間20〜30万円を見込んでおきましょう。

「買えるかどうか」だけでなく、「維持し続けられるかどうか」を基準にしてください。ローンで無理して購入しても、維持費が負担になってバイクに乗らなくなるのでは本末転倒です。

ポイント4:足つき性能

足つきは体格との相性と重なる部分もありますが、具体的な数値基準を持っておくと判断がしやすくなります。一般的な目安として、身長170cmの方ならシート高780mm以下が安心ライン。身長165cmの方なら760mm以下を目安にしてください。

ただし、シート高はあくまで目安です。サスペンションの沈み込み量、シート幅、車両重量によって実際の足つき感は変わります。最近はローダウンキットやシートのアンコ抜き加工でシート高を調整できる車種も多いため、気に入った車種があれば販売店に相談してみましょう。

ポイント5:取り回しのしやすさ

駐車場への出し入れ、Uターン、押し歩き。日常的な取り回しのしやすさは、バイクに乗る頻度を大きく左右します。200kgを超える車両は、平地でも押し歩きに相応の力が必要です。

特にリターンライダーは、最初の1台は軽めの車両を選ぶのが賢明です。感覚が戻ってから重い車両にステップアップするほうが、安全面でも精神面でもプラスになります。装備重量(ガソリン・オイル込みの実走行重量)で200kg以下を一つの基準にしてみてください。

リターンライダーにおすすめ|排気量別おすすめ車種

ここからは、リターンライダーに特におすすめのバイクを排気量別に紹介します。足つき・取り回し・維持費のバランスを重視して厳選しました。

250ccクラス|ブランク明けの最初の1台に最適

車検不要で維持費が抑えられ、リターンライダーの最初の1台に最適なクラスです。近年は250ccでも装備が充実しており、日帰りツーリング程度なら十分なパフォーマンスを発揮します。年間維持費が10〜15万円に収まる点も魅力です。

レブル250(Honda)

初心者からベテランまで幅広い層に支持されるクルーザーです。シート高690mmという驚異的な低さで、身長160cm台でも両足がべったり着きます。車両重量171kgと軽く、取り回しも楽々。落ち着いたスタイリングが40代以降のライダーにも似合います。

車種名 レブル250
メーカー Honda
エンジン 水冷単気筒249cc
シート高 690mm
車両重量 171kg
新車価格(税込) 約64万円〜
おすすめポイント 圧倒的な足つき、軽さ、車検不要

GB350(Honda)

空冷単気筒の鼓動感を味わえるネオクラシックです。正確には348ccですが、250ccクラスの維持費感覚に近いポジション。トコトコと走る心地よいパルス感が、大人のツーリングに最適です。シート高800mmとやや高めですが、シート幅がスリムなため足つきは見た目以上に良好です。

車種名 GB350
メーカー Honda
エンジン 空冷単気筒348cc
シート高 800mm
車両重量 179kg
新車価格(税込) 約65万円〜
おすすめポイント 空冷単気筒の鼓動感、レトロなスタイル

400ccクラス|高速道路も余裕で走れるバランス型

高速道路も余裕を持って走れる排気量で、ツーリングの自由度が広がります。車検が必要になりますが、大型と比べ維持費は控えめ。「もう少しパワーが欲しい」と感じるリターンライダーに人気の排気量帯です。

CB400SF(Honda)※中古

「教習車」のイメージを超えた万能マシンです。2022年に惜しまれつつ生産終了となりましたが、中古市場では今なお高い人気を誇ります。4気筒ならではのスムーズな加速、素直なハンドリング、そして圧倒的な信頼性。バイクの基本を思い出すのに最適な1台です。

車種名 CB400 Super Four
メーカー Honda
エンジン 水冷4気筒399cc
シート高 755mm
車両重量 201kg
中古相場 約60〜120万円(年式・状態により幅あり)
おすすめポイント 4気筒の滑らかさ、優れた操縦性、高い信頼性

SR400(Yamaha)※中古

キック始動の儀式が愛おしいレジェンドモデルです。2021年のファイナルエディションで生産終了しましたが、根強いファンが多く中古市場は活況。空冷単気筒のシンプルな構造は、メカいじりが好きなリターンライダーにも人気です。「バイクに乗っている」という実感を最も濃く味わえる1台です。

車種名 SR400
メーカー Yamaha
エンジン 空冷単気筒399cc
シート高 790mm
車両重量 175kg
中古相場 約50〜100万円(年式・状態により幅あり)
おすすめポイント キック始動、空冷単気筒の味わい、軽量

大型クラス|電子制御で安全に楽しめるロングツーラー

余裕のある排気量でロングツーリングを楽しみたい方向けです。最近の大型バイクはABS・トラクションコントロール・クルーズコントロールなど電子制御が充実しており、パワーを安全に扱える工夫が施されています。大型免許取得後、ある程度感覚を取り戻した段階で検討するのがおすすめです。

レブル1100(Honda)

レブル250で好評の低重心・低シート設計を大型に展開したモデルです。シート高710mmで大型バイクとは思えない足つきの良さを実現。1,082ccのパラレルツインエンジンは穏やかな特性で扱いやすく、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)搭載モデルならクラッチ操作が不要です。

車種名 レブル1100 / レブル1100 DCT
メーカー Honda
エンジン 水冷並列2気筒1,082cc
シート高 710mm
車両重量 240kg(DCT: 250kg)
新車価格(税込) 約138万円〜(DCT: 約149万円〜)
おすすめポイント 大型なのに低シート、DCT選択可能

Vストローム650(Suzuki)

アドベンチャーツアラーの定番中の定番です。645ccのVツインエンジンは穏やかで扱いやすく、それでいて高速巡航も余裕。大型スクリーンとアップライトなポジションのおかげで長距離でも疲れにくいのが最大の魅力です。装備重量212kgと大型アドベンチャーとしては軽量で、取り回しも良好です。

車種名 Vストローム650
メーカー Suzuki
エンジン 水冷V型2気筒645cc
シート高 835mm(ローシート装着時815mm)
車両重量 212kg
新車価格(税込) 約99万円〜
おすすめポイント 長距離の快適性、扱いやすいパワー、コスパ

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40代・50代・還暦(60代)別バイク選びアドバイス

同じリターンライダーでも、年代によって重視すべきポイントは変わります。ここでは40代・50代・60代(還暦前後)それぞれの視点からアドバイスをまとめました。

40代:選択肢が最も広い年代

40代は体力もまだ十分にあり、排気量やジャンルの選択肢が最も広い年代です。大型免許を取り直してリッターバイクに乗るのも現実的ですし、250ccで気軽に楽しむのもありです。

ただし注意したいのは、「若い頃の感覚の延長で選ばない」こと。20代で乗っていたスーパースポーツの最新型に飛びついて、前傾姿勢がきつくて1年で手放す――というのはリターンライダーの「あるある」です。試乗で確認した上で、今のライフスタイルに合ったジャンルを選びましょう。

50代:快適性と安全性を重視したバイク選び

50代になると、長時間の前傾姿勢や重い車体が身体への負担として現れやすくなります。アップライトなポジションで、風防やグリップヒーターなど快適装備が充実したモデルがおすすめです。

具体的には、アドベンチャーツアラー(Vストローム650等)やクルーザー(レブル1100等)が特に人気があります。「疲れにくいバイク」こそが、長く乗り続けられるバイクです。また、ABSやトラクションコントロールなどの安全装備は、50代以降では必須と考えてください。

60代(還暦ライダー):軽さと足つきが最優先

還暦前後・60代のバイク選びでは、車両重量200kg以下、シート高780mm以下を一つの基準にするのがおすすめです。転倒時の引き起こしや、駐車場での取り回しを考えると、軽さは何よりも重要になります。無理のない車両を選ぶことが、還暦からのバイクライフを長く続ける最大のコツです。

レブル250(171kg・シート高690mm)やGB350(179kg・シート高800mm)は、60代のリターンライダーに特に人気の高い車種です。大型に乗りたい場合は、DCT搭載車(レブル1100 DCT等)を選ぶとクラッチ操作の負担がなくなり、左手の疲労を大幅に軽減できます。

購入時の注意点

リターンライダーが見落としがちな購入時の注意点

免許の確認:大型二輪免許は取得済みですか? 普通二輪免許では400ccまでしか乗れません。大型二輪免許の取得費用は教習所で約10〜15万円(普通二輪免許所持の場合)が目安です

ブランク後の運転練習:いきなり公道に出るのではなく、ペーパーライダー向けの講習会に参加することをおすすめします。Hondaやヤマハが開催する「ライディングスクール」は各地で定期的に行われています

中古車の状態確認:SR400やCB400SFなど生産終了モデルの中古車は、走行距離・整備履歴・タイヤの状態・エンジンの異音を必ずチェック。信頼できるバイクショップで購入するのが安心です

保険の見直し:ブランクがある場合、任意保険の等級がリセットされている可能性があります。見積もりを複数社から取って比較しましょう

装備(ウェア・ヘルメット)の予算:ヘルメット、ジャケット、グローブ、ブーツなど、安全装備の購入に最低5〜10万円は見込んでおいてください

よくある質問

Q. リターンライダーにおすすめの排気量はどれですか?

最初の1台としては250cc〜400ccクラスがおすすめです。車検不要で維持費を抑えたいなら250cc、高速道路の巡航に余裕が欲しいなら400cc以上を選びましょう。感覚が戻ってから大型にステップアップする方も多いです。

Q. 20年以上のブランクがありますが大丈夫でしょうか?

ブランクの長さに関わらず、正しい手順を踏めば問題ありません。まずはペーパーライダー講習会で基本操作を思い出し、慣れたバイクで近場から走り始めましょう。バイクの運転技術は体が覚えているものですが、反射神経や体力は変化しています。焦らず段階的に距離を伸ばしていくのが安全です。

Q. 新車と中古車、どちらがおすすめですか?

新車のメリットはメーカー保証・最新の安全装備・自分好みのカラー選択ができること。中古車のメリットは予算を抑えられること、生産終了モデルに乗れることです。リターン最初の1台は、万が一の立ちゴケなどを考えると中古車で感覚を取り戻し、2台目で新車を検討するのも賢い選択です。

Q. 家族に反対されたらどう説得すればいいですか?

まずは安全面の具体的な対策を示すことが大切です。プロテクター付きジャケットの着用、ペーパーライダー講習の受講、任意保険への加入など、「リスクに対して手を打っている」ことを伝えましょう。維持費についても具体的な数字で説明し、家計に無理がないプランであることを示すと理解を得やすくなります。

まとめ

関連記事: バイクを選ぶ前に、リターンライダーが知っておくべき5つの注意点も確認しておきましょう

関連記事: 50代からのバイク復帰ガイド|体力・費用・バイク選びの現実と楽しみ方

関連記事: バイクを選んだら、一緒に走る仲間も探してみよう

この記事のまとめ

・リターンライダーのバイク選びは「今の自分」を基準に。体格・用途・維持費・足つき・取り回しの5項目をチェック

・250ccはレブル250・GB350、400ccはCB400SF・SR400(中古)、大型はレブル1100・Vストローム650がおすすめ

・40代は選択肢が広い、50代は快適性重視、60代は軽さと足つきが最優先

・免許の確認、ペーパーライダー講習、装備の予算確保を忘れずに

同世代の仲間と一緒なら、復帰のハードルはグッと下がる

リターンライダーにとってバイク選びは、再スタートの一番ワクワクする時間です。カタログを眺め、ディーラーを巡り、試乗して比べる。その過程そのものが、バイクライフの再スタートです。焦らず、自分のペースで「今の自分に最高の1台」を見つけてください。そして、その1台で走り出したら、きっと仲間が欲しくなるはずです。

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この記事を書いた人

40代からのツーリング仲間探しサービス「BunBun(ブンブン)」の編集部です。ソロツーリングの楽しみ方からマスツーリングのマナーまで、大人のライダーに役立つ情報をお届けします。

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