【仲間との会話が変わる】バイク用インカムおすすめ比較|選び方のポイントと価格帯別ガイド

【仲間との会話が変わる】バイク用インカムおすすめ比較|選び方のポイントと価格帯別ガイド

【仲間との会話が変わる】バイク用インカムおすすめ比較|選び方のポイントと価格帯別ガイド

仲間とのツーリング中、「次の交差点を右」「あのお店に寄ろう」といったちょっとしたやりとりがリアルタイムでできたら、どれだけ快適でしょうか。信号待ちでヘルメットのバイザーを開けて叫ぶ必要もなく、はぐれたときにコンビニの駐車場で合流を待つ必要もありません。

バイク用インカムは、そんな仲間との会話を劇的に変えてくれるアイテムです。しかし、1万円台のエントリーモデルから4万円超のハイエンドまで価格帯が幅広く、通信方式もBluetoothとメッシュの2種類があるため、何を基準に選べばいいかわかりにくいのが現状です。

この記事では、インカム選びのポイントを5つに整理した上で、価格帯別のおすすめモデルを紹介します。仲間と走る頻度やツーリングの規模に合わせて、最適な1台を見つけてください

この記事でわかること

・インカム選びで重視すべき5つのポイント

・Bluetooth通信とメッシュ通信の違い

・価格帯別おすすめインカム(1万円台〜3万円超)

・主要モデルの比較テーブル

・異メーカー間の互換性に関する注意点

目次

インカム選びの5つのポイント

インカムを選ぶ際に、必ず確認しておくべきポイントを5つ解説します。この基準を押さえておけば、購入後に「思っていたのと違った」という後悔を防げます。

通信方式:Bluetoothかメッシュか

インカムの通信方式は大きくBluetooth方式メッシュ方式の2種類に分かれます。

Bluetooth方式は、1対1の接続を数珠つなぎにして複数人で会話する仕組み。2〜4人程度の少人数ツーリングに向いており、価格も手頃なモデルが多いのが特徴です。ただし、途中の1台が通信範囲を外れると、チェーンが切れて後ろの人と会話できなくなるデメリットがあります。

メッシュ方式は、全員が網目状に相互接続する仕組み。1台が離脱しても自動的にルートを再構築するため、大人数のマスツーリングに適しています。6人以上で走ることが多いなら、メッシュ対応モデルを選ぶ価値は十分にあります。

同時通話人数

Bluetooth方式は最大4〜8人、メッシュ方式は最大15〜24人の同時通話に対応するモデルが主流です。ただし、実用的に快適な通話ができるのはBluetoothで3〜4人、メッシュで6〜8人程度が目安。人数が増えるほど会話が錯綜するため、大人数の場合は幹事の指示だけを聞く「一方向通信」に切り替える使い方も有効です。

通信距離

カタログ値の通信距離は見通しの良い直線での理想値です。実際のツーリングでは建物、山、カーブなどの障害物があるため、カタログ値の50〜70%程度が実用距離と考えてください。Bluetooth方式で800m〜2km、メッシュ方式で1.6km〜8kmがカタログ上の主流ですが、市街地では半分以下になることもあります。

バッテリー持続時間

日帰りツーリングなら8時間以上、泊まりツーリングなら12時間以上を目安に選びましょう。最近のハイエンドモデルは連続通話15〜20時間に対応しているものもあり、充電切れの心配は減っています。USB Type-C充電に対応しているモデルなら、休憩中にモバイルバッテリーで手軽に補充できます。

防水性能

バイクは雨に晒される乗り物です。最低でもIPX5(あらゆる方向からの噴流水に耐える)以上を選んでください。ハイエンドモデルではIPX6やIP67に対応しているものもあり、豪雨の中でも安心して使えます。防水性能が低いモデルは、突然の雨で故障するリスクがあるため注意が必要です。

価格帯別おすすめインカム

エントリー(1万円台):まず試してみたい方に

FODSPORTS FX6

価格: 約8,000〜10,000円(2台セット約15,000円)

通信方式: Bluetooth 5.0

同時通話: 最大6人

通信距離: 最大2km(カタログ値)

バッテリー: 連続通話約10時間

防水: IPX6

コストパフォーマンスに優れた中国メーカーのエントリーモデルです。Amazonで常に上位にランクインしており、レビュー評価も安定しています。音質は高級機には及びませんが、2〜3人のツーリングで「会話ができればOK」という用途なら十分な性能です。2台セットで購入すれば1台あたり7,500円程度と、気軽に試せる価格帯が魅力。「インカムってどんなものか体験してみたい」という方の最初の1台に最適です。

LEXIN G16

価格: 約12,000〜15,000円

通信方式: Bluetooth 5.0 + メッシュ

同時通話: Bluetooth 最大6人 / メッシュ 最大16人

通信距離: 最大2km(Bluetooth)/ 最大5km(メッシュ)

バッテリー: 連続通話約15時間

防水: IP67

1万円台前半でメッシュ通信に対応しているのが最大の特徴。大人数のツーリングに参加する機会がある方にとって、この価格帯でメッシュが使えるのは大きなメリットです。バッテリー持続時間も15時間と長く、日帰りなら充電を気にする必要がありません。

ミドル〜ハイエンド(4〜5万円台):バランス重視の本命

SENA 50S

価格: 約43,000〜57,000円

通信方式: Bluetooth 5.0 + Mesh 2.0

同時通話: Bluetooth 最大4人 / メッシュ 最大24人

通信距離: 最大2km(Bluetooth)/ 最大8km(メッシュ)

バッテリー: 連続通話約12時間(Bluetooth)/ 約11時間(メッシュ)

防水: IPX5

その他: Harman Kardonスピーカー搭載、音声コマンド対応

世界的に高いシェアを誇るSENAのフラッグシップモデルです。Mesh 2.0対応で最大24人の同時接続が可能。Harman Kardon製スピーカーによる高音質なBGM再生と、ノイズキャンセリング機能によるクリアな通話品質が評価されています。専用アプリで細かい設定ができ、ファームウェアのアップデートで機能が追加されていくのも強みです。

SENA 50R

価格: 約40,000〜50,000円

通信方式: Bluetooth 5.0 + Mesh 2.0

同時通話: Bluetooth 最大4人 / メッシュ 最大24人

通信距離: 50Sと同等

バッテリー: 連続通話約12時間

防水: IPX5

その他: 薄型・軽量設計、フルフェイスヘルメットにフィット

50Sの薄型バージョンです。機能はほぼ同等ですが、本体が薄くヘルメットに密着するデザインのため、見た目がスッキリし、風切り音の影響も受けにくくなっています。フルフェイスヘルメットを使用している方や、ヘルメットの外観を崩したくない方に人気があります。

ハイエンド(3万円超):品質と信頼性を求める方に

サインハウス B+COM SB6XR

価格: 約40,000〜47,000円

通信方式: Bluetooth 5.0

同時通話: 最大6人(B+LINK)

通信距離: 最大1.4km(カタログ値)

バッテリー: 連続通話約22時間

防水: IP67

その他: 日本メーカー、聴きトーク機能、高音質スピーカー

日本のバイカーから圧倒的な支持を受けるB+COMシリーズの最上位モデルです。通信距離のカタログ値は1.4kmとSENAより短く見えますが、実環境での接続安定性に定評があり、「切れにくい」「音がクリア」という評価が多いのが特徴。「聴きトーク」機能は音楽を聴きながら会話もできる機能で、BGMの音量を自動調整してくれます。連続通話22時間のバッテリーとIP67の高い防水性能も安心材料です。日本語の取扱説明書やサポートが充実しているのも、国内メーカーならではの強みです。

Cardo PACKTALK EDGE

価格: 約42,000〜48,000円

通信方式: Bluetooth 5.2 + Dynamic Mesh Communication(DMC)

同時通話: Bluetooth 最大2人 / メッシュ 最大15人

通信距離: 最大1.6km(メッシュ)

バッテリー: 連続通話約13時間

防水: IP67

その他: JBLスピーカー搭載、マグネット着脱式、OTAアップデート

イスラエルのCardo社が開発したプレミアムインカムです。JBL製スピーカーによる音質の良さと、マグネットによるワンタッチ着脱が特徴。ヘルメットに取り付けたベースに磁石でカチッとはまるため、グローブをしたままでも着脱できます。独自のDMC(Dynamic Mesh Communication)はメッシュ通信の進化版で、接続の自動最適化が行われるため、大人数でも安定した通話が可能です。

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主要モデル比較テーブル

モデル 価格帯 通信方式 同時通話 バッテリー 防水
FODSPORTS FX6 約8,000〜10,000円 Bluetooth 5.0 最大6人 約10時間 IPX6
LEXIN G16 約12,000〜15,000円 BT + メッシュ 最大16人 約15時間 IP67
SENA 50S 約43,000〜57,000円 BT + Mesh 2.0 最大24人 約12時間 IPX5
SENA 50R 約40,000〜50,000円 BT + Mesh 2.0 最大24人 約12時間 IPX5
B+COM SB6XR 約40,000〜47,000円 Bluetooth 5.0 最大6人 約22時間 IP67
Cardo PACKTALK EDGE 約42,000〜48,000円 BT + DMC 最大15人 約13時間 IP67

選び方の目安

2〜3人で走ることが多い+コスト重視 → FODSPORTS FX6

大人数+コスト重視 → LEXIN G16

音質・接続安定性を求める+日本メーカー派 → B+COM SB6XR

大人数のメッシュ通信+海外メーカーOK → SENA 50SまたはCardo PACKTALK EDGE

注意点

異メーカー間の互換性に注意

インカムは基本的に同じメーカー同士での接続が最も安定します。SENAとB+COM、Cardoとエントリーモデルなど、異なるメーカー同士でも「ユニバーサルインターコム」機能でBluetooth接続できる場合がありますが、メッシュ通信は同一メーカー間でしか使えません

仲間と一緒に購入する場合は、事前にメーカーを合わせておくのが最も確実です。すでに仲間がインカムを持っている場合は、その機種に合わせて選ぶのが無難でしょう。「みんなバラバラ」の状態でマスツーリングに行くと、ペアリングだけで30分以上かかることもあります。

よくある質問

Q. 安いインカムでも大丈夫ですか?

2〜3人の少人数ツーリングで基本的な会話ができればいいなら、1万円前後のエントリーモデルでも十分に実用的です。ただし、通信安定性や音質、防水性能は価格に比例する傾向があります。「毎週のように仲間と走る」というヘビーユーザーなら、長く使えるミドル以上のモデルが結果的にコスパが良いです。

Q. Bluetoothとメッシュどちらがいいですか?

4人以下ならBluetooth、5人以上ならメッシュが目安です。Bluetoothは接続がシンプルで遅延も少なく、少人数なら快適です。メッシュは大人数向けに設計されており、途中で1台が離脱しても自動復帰するのが強み。ただしメッシュ対応モデルは価格が高めになるため、自分のツーリングスタイルに合わせて選びましょう。

Q. インカムの取り付けは自分でできますか?

はい、ほとんどのモデルが自分で取り付けられる設計になっています。ヘルメットの内装を外してスピーカーとマイクを設置し、本体をクリップやマウントで固定するだけです。各メーカーの公式YouTubeチャンネルに取り付け動画が公開されているので、購入前に確認しておくと安心です。作業時間は30分〜1時間程度が目安です。

Q. 走行中の通話は違反になりませんか?

バイク用インカムでの通話は道路交通法上の「携帯電話使用」には該当しません。スマホのハンズフリー通話と同じ扱いで、ヘルメット内蔵スピーカーとマイクを使うため手がふさがることもありません。ただし、通話に気を取られて注意力が散漫にならないよう心がけてください。

まとめ

インカムは、仲間とのツーリングの楽しさを何倍にも広げてくれるアイテムです。選び方のポイントは、通信方式・同時通話人数・通信距離・バッテリー・防水性能の5つ。まずは自分が何人で走ることが多いかを軸に、予算と相談しながら選んでみてください。

迷ったら、仲間と同じメーカーに合わせるのが最もシンプルで確実な選択肢です。まだ誰もインカムを持っていない状態なら、一緒に買う仲間を誘って2台セットのエントリーモデルから始めてみるのもいいでしょう。一度使えば「なぜもっと早く買わなかったのか」と思うはずです

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この記事を書いた人

40代からのツーリング仲間探しサービス「BunBun(ブンブン)」の編集部です。ソロツーリングの楽しみ方からマスツーリングのマナーまで、大人のライダーに役立つ情報をお届けします。

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